Books

山の神の使い

最上一平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784494020911
ISBN 10 : 4494020915
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

山形にすむぼくのじいちゃんは、ちょっと不思議な人で、なんでも自分でつくってしまえる。大河という名前をつけてくれたのもじい
ちゃんだ。5月の休みに、ぼくととうさんは、じいちゃんちにいくことになった。山あいにある田んぼの田植えを手伝うのだ。にゅる
っと弾力のある田んぼの泥、月山の残雪にあらわられる田植え馬、若葉の緑のにおい。じいちゃんが教えてくれることを、ぼくは身体
いっぱいで見て聞いて感じたーー。
春、夏、秋と、祖父のすむ山形を訪れるぼくの目を通して、自然の雄大さと、家族のいとなみが、みずみずしく描きだされる。

【著者紹介】
最上一平 : 山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(ともに新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』でひろすけ童話賞、『たぬきの花よめ道中』(ともに岩崎書店)で日本絵本賞、『じゅげむの夏』(佼成出版社)で産経児童出版文化賞JR賞、小学館児童出版文化賞を受賞

マメイケダ : 島根県生まれ。画家、イラストレーター。食べたごはんをよく描いている。展覧会での発表や書籍・雑誌の装画など、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はる

    山間の村で暮らすおじいちゃんの家にやってきて田植えを手伝うことになった男の子。彼が目にする稲作の仕事と美しい自然とは…。大きな出来事が描かれるわけではありません。主人公の少年が体験する稲作の仕事、祖父や祖母との言葉のやりとりを丁寧に綴っていくだけです。でも、それがいい。日本の原風景のなか、懐かしい祖父や祖母との温かなやりとり。大人が読むと、なかなか沁みる物語かもしれませんね。

  • ちかこ

    じいちゃんは目が見えなくなってしまったけど、自分のまわりのことはよく見えている。それが文から読んでいるこちらにも伝わってきて、情景が思い浮かぶし、匂いも伝わってくる。

  • きなこ

    四季折々、棚田の風景とそこに暮らす人々の営みが、都会からお手伝いに来る少年の視点で描かれる。どこか懐かしく素敵な物語だが、子どもが面白く読むだろうか、とは思った。主人公と一体になって物語世界を楽しめる、というよりはやや教科書的な作品と感じた。【中学年】3

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items