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老いの贅沢

曾野綾子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309031835
ISBN 10 : 4309031838
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

身辺の無駄を捨て、嫌われることを恐れず、老年だからこそ冒険する。自分流、老後の生き方!

目次 : 第1章 残された時間は贅沢品である―人生の無駄を捨て、自分にとって一番大切な部分に時間をかける。/ 第2章 憂鬱な気分を晴れやかにするために―悩んでいる時間がもったいない!会いたい人に会い、食べたいものを食べる。/ 第3章 老後のお金が不安になったら―自分に必要なものを見極め、自分流の豊かさを求める。/ 第4章 食道楽が健康維持のコツ―素朴な食材ほどおいしいものはない。手をかけず、楽しみながら料理に取り入れる。/ 第5章 病気や介護の苦しみから逃れたいとき―病人を生かすには、ユーモアとお色気が必須。笑いと性欲があれば、苦しみから這い上がれる。/ 第6章 本音の人間関係を築くために―嫌われることを恐れず、人を決めつけず、裏表がある世界を楽しむ。/ 第7章 夫婦関係に悩んでいるとき―互いに自立した関係が基本。期待せず、でも信頼する努力を続けてみる。/ 第8章 老後の目標がわからなくなったら―他者に与えることで、人間として残された時間を全うする。/ 第9章 死を恐れないための方法―何歳に死んでもいいのかを決める。そうすれば後の人生が楽になる。/ 第10章 理想の自分に近づけないとき―少し耐えて、少しいいかげんに。万事とぼとぼやっているうちに、出口が見つかる。

【著者紹介】
曾野綾子 : 1931年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。87年、『湖水誕生』で土木学会著作賞受賞。93年、恩賜賞・日本芸術院賞受賞。95年、日本放送協会放送文化賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞受賞。2003年、文化功労者となる。1995年から2005年まで日本財団会長を務める。2012年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • クリママ

    様々な著書に書かれた文章の中から数行の170以上の抜粋。パウロ、神という言葉が出てきて、著者がキリスト者だったことを思い出す。「老年の最大の取り柄は持ち時間がもうあまり長くないこと。使命(仕事、家事、子育て、介護…)を果たしたあとは、暇さえあれば怠けて通り過ぎていく時間を見ている。昼間から寝られる生活は大した贅沢。」「家族の死は誰の生涯にもにでも必ずあることで、私だけの不幸ではない。」老年だけでなく、生き方についても書かれており、老年に限定するような題名はもったく思う。

  • Karl Heintz Schneider

    「残された時間は贅沢品である。」冒頭のこの言葉にグッと惹きつけられる。「昼間から家でゴロゴロしていていいなどという境地は贅沢の限りである。」でも本当にずっと家に居るわけではなくて、どこにでも好きなところに出かけて好きなことができる、それが贅沢なのだと著者は説く。「人間、心にやましい部分がないと人間になれない。」え?どういうこと?でも次に言葉に深く納得。「果物で言うと傷んだ部分が、果物の味にあたる人間総体の魅力を促し何より他者に寛大にするのである。」

  • 天然素材

    ★★★☆☆(3) 図書館で目に止まり借りてみました。 残された時間は人生の宝物。 1項目ごと見出しがあり、内容が書かれてあるので見やすいです。流し読みしました。夫のへそくりで買った子猫、夫さんが、かわいそうだなと思ってしまいました★

  • なおた

    過去の作品(24作品)から再掲されて組まれたエッセイ集。どうやら曽野綾子の本には、こういった「類い」の「二匹目のどじょう」を狙う出版社による本が多いような気がする。

  • スローリーダー

    過去著作の断片を集めたもの。著者の毅然とした死生観が読み取れる。中身を理解することを加えて、言葉に触発されて自分なりに生き方について思いを巡らせた。本作は断片を並べただけなので、言っていることが違い、矛盾を感じる箇所が散見される。その辺は考え方の振り幅の広さと捉えて許容した。女性が男性より一般的に長生きなのは、人生に対して確固たる覚悟を多めに持っているからなのかも知れない。

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