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ISBN 10 : 4642064591
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秀吉政治の「後継者」争いだった大坂の陣。関ヶ原合戦以後も西国を掌握できなかった家康権力の脆弱性を実証しつつ、“敗者”秀頼がこだわった大坂の有する重要性を指摘。首都をめぐる豊臣・徳川最後の攻防戦を描く。
目次 : 秀吉政治の継続をめぐる問題―プロローグ/ 1 秀吉政治の継続とその実態(西国大名の同行と戦争への準備/ 後継者秀頼の立場/ 秀吉死後の直臣団配置/ 秀頼の鷹狩り)/ 2 秀吉政治の後継を目指す家康(家老片桐且元野存在と二条城会見/ 慶長十六年の領内検知と徳川方の地行宛行/ 家康の対外政策/ 秀頼の成長)/ 3 勝敗の転機(秀頼の健康状態と朝廷の動き/ 秀頼の知行宛行/ 秀頼の材木調達/ 二条城会見の動き/ 引用史料の紹介)/ 4 大坂冬の陣(方広寺鐘銘事件と両陣営の対決/ 鴫野・今福の戦いと野田・福島の戦い/ 真田丸をめぐる戦いと講和条約/ 冬の陣の群像)/ 5 大坂夏の陣(講和後の大坂方と戦闘開始を急ぐ徳川方/ 大坂湾の支配をめぐる戦闘と樫井の戦い/ 戦闘の本格化/ 最後の決戦と牢人狩り/ 夏の陣の群像)/ 秀忠政治への展望―エピローグ
【著者紹介】
曽根勇二 : 1954年静岡県静岡市に生まれる。1977年東洋大学文学部史学科卒業。1979年東洋大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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浅香山三郎
読了日:2016/12/23
keint
読了日:2019/10/05
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