Books

漂泊のヒ-ロ-中国武侠小説への道

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784469231878
ISBN 10 : 4469231878
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中華チャンバラ活劇の世界は、どのように形づくられたのか。唐代の伝奇ファンタジーから金庸の武侠小説まで、中国のアクションヒーローの系譜を追い、その痛快無比な活躍ぶりを描き出す。

【著者紹介】
岡崎由美 : 1958年、香川県生まれ。早稲田大学文学部教授。専門は中国大衆文芸。『金庸武侠小説集』(徳間書店)の監修をはじめ、中国武侠小説の翻訳と紹介を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • サケ太

    歴史を紐解きながら、中国の文学作品からどの様に武侠小説が形成されてきたのか。唐代に女性が主人公のハードボイルド的な作品がかなり昔に生まれていたのは驚き。江湖、緑林、武林。アウトローの世界やアクション小説の原型の様な軽功の存在。独特な考え方、倫理観の一端に触れつつも、中国のエンタメ作品の面白さに嵌りたくなる。金庸、古龍、梁羽生の小説は再発行されませんかねぇ。アニメとかドラマにも手を出していくか。

  • Bo-he-mian

    中国の大衆文学「武侠小説」を、歴史をひもときながら紹介。「武侠」という言葉は近代に、しかも日本人(押川春浪)が作ったらしい、という話にはビックリした。中国が西洋や日本など海外の文化を取り込んで近代化してゆく過程でスタイルを確立したジャンルだったのだ。とはいえ、その源流は遥か昔からあり、唐代後半(8〜9世紀)には伝奇物語がせっせと創作されていたという。中でも、謎の老婆に誘拐された少女が山中で5年に亘り特訓を受け、空を飛び相手に気づかれず殺す凄腕の刺客に鍛え上げられる「聶隠娘」の物語にまたまたビックリ(笑)。

  • ニゴディー

    題材はとても良いのだけど、単純に読み物としては好みではなかった。 軽い気持ちで読むには素人にはなじみのない固有名(人物、作品名)が多すぎ、それに対しての解説が少ないので疲れる。 最低限の知識がない人間が読むにはキツイと思う。 7章8章を最初に持ってきて、そこを中心に掘り下げていった方がこのジャンルを広げていくのにも役に立つように思うのだけど。 剣を鳴らしたり、剣に乗ったりといった「あるある」の部分を掘り下げつつ、実際に日本で手に入れることのできる翻訳本なんかも紹介しつつといった感じにした方が…。

  • もち

    とてもおもしろかった! 最近、琅琊榜にはまり、中国の武侠物に興味を持ちはじめた私に最適の入門書といったところ。いろいろと読んでいきたい。

  • かみかみ

    中国に唐代から伝わる民間のチャンバラ小説=武侠小説の歴史と代表的作品を論じた本。なので、当然(?)、武侠小説は良く言えば型破りで自由奔放、悪く言えば荒唐無稽な作品が多いが、その型破りっぷりが半端ではない。こういった武侠小説の流れを経たものが20世紀の金庸、梁羽生、古龍の現代的な作品に繋がるということがわかって、勉強になると同時に非常に興味深い内容になっている。金庸の作品もかなり痛快ですからねえ… 。日本人には馴染みの薄い中国の武侠小説の解説書として優れた内容となっている。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items