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ガザの悲劇は終わっていない パレスチナ・イスラエル社会に残した傷痕

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Product Details

Genre
：
Society&Politics
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784000094627
ISBN 10 : 4000094629
Format
：
Books
Publisher
：
岩波書店
Release Date
：
July/2009
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
土井敏邦 ,  

Content Description

多くの民間人を含む１４００人以上の犠牲者を出したイスラエル軍のガザ攻撃。イスラエル軍が撤退した今も、経済的困窮が続いている。人間の尊厳を奪う“占領”の本質を、インタビューを通して浮かび上がらせる。

【著者紹介】
土井敏邦 : １９５３年佐賀県生まれ。中東専門雑誌の編集記者を経てフリー・ジャーナリスト。１９８５年以来、パレスチナ・イスラエルの現地を取材、１９９３年より映像取材も開始し、テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリー番組を放映（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かもめ通信

    読了日：2014/07/25

    ２００９年のイスラエルによるガザ侵攻を現地で取材したジャーナリストによって書かれた本だが、とても残念なことに極めて今日的な本だった。 わずか６０ページほどの冊子の中に、パレスチナやイスラエルの人びとへのインタビューがふんだん盛り込まれ、パレスチナ問題の“今”が、その“深刻さ”がよくわかる中味となっている。 「もし、４００人のイスラエル人が殺されたら、世界はどう反応するだろうか。一方、４００人のパレスチナの子どもが殺されたことへの世界の反応はいったい何なのだ！」パレスチナ人問いかけが心に響く。

  • サラダボウル

    読了日：2024/08/22

    なんでだろう、という気持ちだけは、忘れてはいけないと思う。

  • マイケル

    読了日：2024/09/30

    2008年〜2009年イスラエル軍によるガザ攻撃で多くの民間人犠牲者が出た後にパレスチナとイスラエル双方を取材した内容。「「和平交渉」に消極的な強硬派ネタニヤフの再登場」と書かれているが、ガザ地区「占領」を解決しないといつまでも戦争が続くとのこと。2024年現在も戦争状態。イスラエル側取材では若者から、ハマス含むアラブ人は人間ではなく悪魔なのでやっつけて当然との意見も。「汝殺すなかれ。(※十戒より)」ではなかったのか。「地には平和あれ!(Et in terra pax)」を願わずにはいられない。

  • Joni

    読了日：2014/09/03

    この前よんだ新書では2002年までの記述だし、パレスチナ問題に関する有名な新書ある程度、古いものが多いのでブックレットで短かったけど2009,1月からのイスラエルのガザ侵攻を現地調査を通して描いている。 二週間ほどはパレスチナ関連の本を読み漁ります。

  • うさえ

    読了日：2012/07/06

    何もできないのはわかっていても、考えずにいられない。今この時確実に、地球上に存在する憎悪の連鎖を。『アンネの日記』を読んで、ユダヤ人とは何と気の毒な人たちなのかと、迷うことなく信じられた子供時代が懐かしい。

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