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ISBN 10 : 4093531048
Content Description
1977〜78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された名城エッセイの復刊。第2巻は更科源蔵、三浦朱門、土橋治重、笹沢左保、陳舜臣、藤原審爾、江崎誠致、戸川幸夫、大城立裕の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。史料をひもときまとめる作家、自分史から構成する作家など、視点もバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いである。
目次 : 松前城―海をみすえた北の果ての城(更科源蔵)/ 滝山・八王子城―落城の運命に殉じた武者たち(三浦朱門)/ 躑躅ヶ崎館―信玄の死を見守った女たち(土橋治重)/ 上田城―知謀真田一族の深慮(笹沢左保)/ 彦根城―時代を生き抜いた古城の風格(陳舜臣)/ 岡山城―悲運の城主たちの暗い因縁(藤原審爾)/ 福山城―流浪の将水野勝成、城主への軌跡(江崎誠致)/ 熊本城―清正公の名城、西南役に真価(戸川幸夫)/ 首里城―血であがなった王家の座(大城立裕)
【著者紹介】
更科源蔵 : 1904年〜1985年。詩人、アイヌ文化研究家
三浦朱門 : 1926年〜2017年。元文化庁長官
土橋治重 : 1909年〜1993年。山梨民友新聞、朝日新聞に勤務
笹沢左保 : 1930年〜2002年。主な作品に直木賞候補になった「人喰い」など
陳舜臣 : 1924年〜2015年。68年、「青宝獅子香炉」で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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