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紫式部日記 天才作家のひみつ 講談社青い鳥文庫

時海結以

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065122624
ISBN 10 : 4065122627
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どものころから、本を読むのが好きな“変わり者”だった紫式部。理解者だった夫を亡くしたあと、書き始めた『源氏物語』が、おもしろいと評判になり、宮中で働くことに。ところが、「人を見下している。」と悪口を言われるなど、いやなことばかり。そこで考えた対策とは?才能豊か、でも人づきあいが苦手だった紫式部の悩みや葛藤、宮中でのくらしをえがきます。小学中級から。

目次 : 1 数少ない友だち/ 2 幸せをくれた人/ 3 居場所の作りかた/ 4 役目は、記録をすること/ 5 若宮さまのご誕生/ 6 お祝いの儀式/ 7 ついたあだ名は紫式部/ 8 わたしの生きる道

【著者紹介】
時海結以 : 長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属

久織ちまき : 新潟県生まれ。漫画家&イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私-図書館》紫式部=藤式部の生涯が、よくわかった。源氏物語は、有名だけど、紫式部の仕事や暮らしがわかった。久しぶりに、源氏物語読みたくなった。

  • さとちゃん

    角川ソフィア文庫の「紫式部日記」を読むため、予習として。人物関係など、ぼんやりしていたものを思いだす手助けになりました。児童書としてまとめるにあたって苦労もされたのだろうな。

  • nori

    紫式部日記の取り組みやすい物を探して、ここにたどり着く。現代語訳も砕けすぎたものは合わないしと思って検索をしたら出てきた。児童書と侮るなかれ。マンガで読んでいたものと印象は違えど、なるほどそういう思いだったのね、というのがよく分かる。赤染衛門や和泉式部といった名前だけは知ってる人物も登場し、つながりが分かってくるとどんどん楽しくなって来る。マンガよりももう少し踏み込んでいるし、大河で登場した人、これから登場する人と人物のつながりも理解しやすい。マンガ、児童書ときたので、もう一歩進んで次の紫式部日記へ。

  • さーちゃん

    8歳8ヶ月 ー母ー 母未読 子どもの頃から本を読む事が大好きな少し変わり者の香子ちゃん。夫の死後、宮中で働く事になるが噂話や陰口を言われたりと嫌な事ばかりで人間関係が上手くいかない。そこで思いついた対策とは?人付き合いが苦手な香子に親しみがわく人が多いのでは。悩みや葛藤を抱えながら源氏物語を書き上げる。いとをかしシリーズの香子ちゃんとはまた違う一面、紫式部の女性、作家としての魅力を存分に楽しめそうだ。

  • アンパンコ

    夫の宣孝とは、子供の時から知った仲。それが時を経て恋をするようになった藤式部。とても大らかで明るい性格だった夫。死別をキッカケに物語を書くようになり、宮中でも評判になった。宮中に入り、道長から彰子の教育係になってほしいと頼まれる。出産の記録もとってほしいと。それだけ文筆力をかわれていたのだなと思った。この時代の生活風景もわかって興味深い。

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