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怨念の舞台

昭文社編集部

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784398143129
ISBN 10 : 4398143122
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

事件・事故・災害現場、処刑場、戦場…あの観光地には隠れたエピソードがあった!ガイドブックには載らない歴史物語を多数収録。

目次 : 第1章 北海道・東北/ 第2章 関東/ 第3章 中部/ 第4章 近畿/ 第5章 中国・四国/ 第6章 九州・沖縄

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    昭文社さんには登山の地図で本当にお世話になりました。その地図の老舗が日本全国様々な事件のあったスポットを紹介しているという事で期待しつつ読む。本書の良い所は地図が見やすい所と地方別になっている事で、これらによってスポットの場所が一目瞭然となっている。悪い所は紹介されている場所がおいらん淵に腹切り櫓、血天井に千日前と有名どころばかりで目新しさがない所かなあ。逆に言えば著名な場所は網羅されているので初心者には取っつきやすいかも。しかし昭文社さんのデザインで怪異を読むとなんか違和感があるというかなんと言うか…。

  • p.ntsk

    本当に怨念があるかどうかはさておき過去に起きた事件、事故、戦争、災害など悲劇の舞台となった歴史的な場所を紹介している。有名なスポットも多く場所として知ってはいても纏わるエピソードは知らないことが多く興味深かった。出版が昭文社ということでいわゆる心霊本とは違って地図や写真なども掲載されていてしっかりガイドブックになっている。今は観光スポットとなっている場所もかつては様々な出来事があったことを知ると見え方も変わってくる。土地の記憶を知ると人の営みの儚さと尊さが感じられて感慨深い。

  • モモ

    日本史秘話の舞台。八甲田山の雪中行軍遭難事件が悲惨で胸が詰まる。関東大震災の両国・陸軍被服廠跡での大惨事。由比ガ浜での源義経の子の殺害。武田信玄の隠し金鉱で谷底に落とされた、おいらん淵。地元の人が供養を続けている。京都の三条河原。見せしめの処刑に、さらし首…。鳥取城での秀吉による兵糧攻めの惨劇。酷いことをする…。大阪・長柄橋で人柱になった父の死を悲しみ、雉が鳴き夫がこれを射止めると「なかずば雉も 射られざらまし」と娘が詠んだのが悲しい。濃尾大地震の孤児を救済した石井十次氏が素晴らしい。読み応えがある一冊。

  • 梅ちゃん

    おどろおどろしいタイトル、読友さんのレビューを見て借りた図書館本。出版社は昭文社!おおっ、これはカーナビなき昔にお世話になった道路地図マップルの会社だ。中身を読むと丁寧なガイドブック、さすが❗️網走刑務所、将門塚、昔に映画館で見た八甲田山など地図入りで淡々と説明されている。私個人的にはやはり近畿がなじみ深い。あのスポットにあんないわれかあったんやと知ることができた。私が通った幼稚園の園庭の片隅のお墓のことも書かれてて、ちょっと嬉しかった😄

  • templecity

    日本各地の死刑、事故、悲惨な戦いなどの地を解説。色々な工事には多くの犠牲もあった。刑罰にも当時の為政者の思惑もあったと思う。静御前の産んだ子供が男だったために直ぐに殺されたなど痛ましいものだ。遠野には姥捨ての地があるとのこと。島原の乱では多くの人骨と十字架が発掘された。神の救いを求めたのだろうが、キリスト教の教えでは、時の為政者に楯突くと救われないのだとか。悲しいものである。

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