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札幌市のトリセツ 書籍

昭文社出版編集部

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784398148599
ISBN 10 : 4398148590
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「札幌はかつて浅い海だった?」「札幌市電の確かな歩みは石材を運ぶ馬車鉄道に始まった?」「旧仙台藩士や旧会津藩士の琴似入植に始まる全道開拓」「札幌の奥座敷・定山渓温泉は江戸末期の修験僧が開祖?」など、地元の市民でもあまり知らない大都市・札幌市の横顔を地形や歴史、文化、産業などのジャンルからテーマを選りすぐって解説。札幌ってこんなにおもしろいエピソードがあったのか!と自分の住む街がますます好きになること請け合い。地理好きだけでなく誰でも楽しく読めるMAPエンターテインメント「トリセツシリーズ」札幌市版の誕生です。

第1章 地図で読み解く札幌市の大地
(1)噴出物が富士山宝永噴火の180倍 支笏カルデラ大規模火砕流の痕跡
(2)段丘崖で新旧2面がはっきり! 豊平川がつくった扇状地と湧水地
(3)江戸末期の大友堀が前身 創成川の開削と町の区割り
(4)河川の流路跡にゴミの山!? モエレ沼公園に潜む謎
(5)手稲山の麓から石狩市へ続く 紅葉山砂丘はどうやってできた?
(6)定山渓にある札幌最古の地層やマグマ由来の石英斑岩体
(7)札幌がかつて浅い海だった証 サッポロカイギュウ化石

第2章 札幌市を駆ける充実の鉄道網
(1)開拓使が建設・運営した道内最古の路線・幌内鉄道
(2)明治期の開業ですでに4代目 さらなる進化を続ける札幌駅
(3)高速化案もあった重要路線 函館本線の歴史とこれから
(4)札幌市電の確かな歩みは石材を運ぶ馬車鉄道に始まる
(5)木材・豊羽鉱山・湯治客‥‥渓谷を突っ走った定山渓鉄道
(6)大正に開業も石狩延伸叶わず 軽石〜花畔を結んだ軽石軌道
(7)旧国鉄時代からの苗穂工場こそは 日本を代表する鉄道の名工場

第3章 札幌市の歴史を深読み!
(1)豊平区平岸に始まった札幌の縄文文化の広がり
(2)N30遺跡や丘珠縄文遺跡などに見る縄文晩期〜続縄文の北海道文化
(3)北海道大学で発見されたサクシュコトニ川遺跡が語る暮らし
(4)北と南の文化が出会って花開いたアイヌ文化の時代
(5)和人による「場所」制度と変化したアイヌの生活文化
(6)道庁所在地が函館や小樽でなく札幌になったのはどうして?
(7)旧仙台藩士や旧会津藩士の琴似入植に始まる全道開拓

第4章 札幌で育まれた産業や文化
(1)明治初期に農学校から始まった国立最大規模を誇る北海道大学
(2)江戸末期の修験僧が開祖?札幌の奥座敷・定山渓温泉
(3)98%を豊平川がまかなう 札幌市の水道・水源事情
(4)仮橋も含めると現在が23代目!暴れる豊平川に架けられた豊平橋
(5)かつて畜産や稲作を支えた真駒内用水や平岸用水の今昔
(6)開拓使麦酒醸造所に始まったサッポロビールの150年史

●収録エリア
札幌市全域

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Comprehensive Evaluation

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mahiro

    札幌の土地の成り立ちや歴史、開拓、交通網などの面から札幌の色々を読み解く。地図好きの私には鳥瞰図やどのようにして札幌の地が形成されたかの解説が興味深かった。定山渓上流にジュラ紀の地層があるとか八剣山、手稲山、札幌扇状地にメム、縄文海進など馴染みの地の過去を知るのが楽しい。往時の市電路線図や屯田兵の入植者、定山渓へ行く途中で見える半分程削られてしまった山が明治から札幌硬石を採掘していた歴史ある場所だったと言うのも初耳、昭和の列島改造期に砂利採掘でもしたのだろうとばかり思っていた

  • ドラマチックガス

    トリセツシリーズ札幌市編。内容がやや偏り気味に思えるのは、僕の興味関心とシリーズ編集者の嗜好の違いか。カラー図版が豊富なのはありがたい。

  • あられ

    歴史の教科書に載るほどではないけれど、そこにある歴史、文化、産業……ふっと行き過ぎてしまう実は身近にある 「ローカルブラタモリ」やりに行くかな?? 追加 南北逆転の地図はどういう意味があるのだろう?本を動かして方角を探らねばならず、オーストラリアの地図のようだと思った

  • Snow

    支笏湖大噴火の時代から現代まで、札幌の歴史、文化、産業などのトリビアがまとめられた一冊。表紙めくってすぐの写真が、大通テレビ塔付近の上空から撮られた一枚なのですが、だいぶ古い写真だったのが残念…(創世スクウェアが建設中のようなので10年近く前?)

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