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ISBN 10 : 4393324153
Content Description
進化を哲学する。進化論誕生から150年。いまだ巻き起こる激しい論争や対立に哲学が冷徹なメスを入れる。なぜ神が生物を創造したのではなく進化なのか。人の行動を決めるのは遺伝か環境か。利他性は進化で説明できるか。自然選択の単位は個体か集団か遺伝子か。生命科学が物理科学に代わって科学の主役に躍り出るに伴い、現代哲学の花形となりつつある「生物学の哲学」の成果。
目次 : 第1章 進化論とは何か/ 第2章 創造論/ 第3章 適応度/ 第4章 選択の単位の問題/ 第5章 適応主義/ 第6章 体系学/ 第7章 社会生物学と進化理論の拡張
【著者紹介】
エリオット・ソーバー : 1948年生まれ。1969年、ペンシルベニア大学卒業。1970年、同大学大学院修士課程修了(M.S.Ed.)。ケンブリッジ大学の研究生を経て、1974年、ハーバード大学でPh.D.を取得。同年よりウィスコンシン大学哲学科で教鞭を執り、1984年に同大学教授となって現在に至る。その間、スタンフォード大学教授やロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの客員教授、アメリカ科学哲学会会長などを務める。生物学の哲学の第一人者
松本俊吉 : 1963年生まれ。論文博士(慶應義塾大学)。現在、東海大学文化社会学部教授。専門は科学哲学、特に生物学の哲学
網谷祐一 : 1972年生まれ。Ph.D.(ブリティッシュ・コロンビア大学=カナダ)。現在、会津大学コンピュータ理工学部教授。専門は科学哲学、生物学の哲学
森元良太 : 1975年生まれ。哲学博士(慶應義塾大学)。現在、北海道医療大学リハビリテーション科学部准教授。専門は生物学の哲学、確率・統計の哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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