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黒子の流儀 Dena不格好経営の舞台裏

春田真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046011589
ISBN 10 : 4046011580
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan

Content Description

横浜DeNAベイスターズ初代オーナー春田真氏が綴る、不格好経営の舞台裏
DeNA会長、横浜DeNAベイスターズ初代オーナー春田真氏が綴る、DeNA「不格好経営」の舞台裏。

【DeNA会長が初めて明かす、企業経営とプロ野球参入のすべて】

DeNA会長、横浜DeNAベイスターズ初代オーナー春田真氏が明かす、 もうひとつの「不格好経営」。
DeNAの成長と苦闘の歴史の裏側、
プロ野球参入の舞台裏で繰り広げられた知られざる真実を、
冷静かつ大胆に綴った経営ドキュメント!

「本書は『不格好経営』の舞台裏的な位置づけで読んでいただけたらと思う。特に、DeNAの歴史を繙いていくと、そのときどきの重要なイベントは当然ながら似通ってくる。南場さんが表舞台とすれば、私はその舞台裏を切り盛りする役。舞台裏の臨場感を感じてもらえれば嬉しい。横浜DeNAベイスターズはじめ、プロ野球に関することについても可能な限り表現することにした。プロ野球球団を運営=経営することや球界についての自分なりの見立てや考えを記した。プロ野球の興行=試合以外の部分について、特に経営サイドがどのようなことを考えているのか、ひとつの例としてベイスターズを通して少しでも理解してもらいたい」(はじめにより)


<目次>
■第1章 球界参入
運命の日/驚愕の資料/横浜DeNAベイスターズ誕生/TBSからの打診/交渉打ち切り/再び買収交渉へ/「横浜」との関係構築/社内での正式決定/球団買収の理由/予期せぬ障壁出現/なぜ楽天は参入に反対したのか/渡邉恒雄さんという人/記者たちとの戦い/それでも憎めない記者たち/チーム名はモバゲーベイスターズ〞

■第2章 銀行員時代
内気な幼少期/家族のこと/バブル景気と大学時代/京都で銀行員/督促と回収の仕事/支店で学んだ基礎/東京へ/中野部長/DeNAとの出合い/金融再編成の波に揺られて

■第3章 ベンチャー
「年俸600万円で!」/決心/女性の恐ろしさ/肩書きは公開準備室長/試行錯誤のオークション/苦しかった資金調達/樽酒事件/モバイルシフト/携帯キャリアとの共同事業/上場準備/実務の神様/DeNA株

■第4章 DeNA事件簿
モバゲーの誕生/社会問題となったモバゲー/業界団体の設立/400人のパトロール体制/公取委による立ち入り検査/巧みな尋問/検査員との攻防戦/南場さんの退任/まさかの会長就任

■第5章 野球への想い
球団オーナーという役職/高田さんのGM就任/絶好調男の登場!/長嶋さんと松井さん/チームに目指してほしいこと/厳しい世界/ファンあっての野球/伝統から学ぶこと/新参者としての役割/赤字脱却への改革/改革は続く/メジャースタジアム

【著者紹介】
春田真 : 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)取締役会長。1969年1月5日生まれ、奈良県出身。1992年3月、京都大学法学部を卒業したのち、同年4月、株式会社住友銀行に入行。同行退職後、2000年2月株式会社ディー・エヌ・エーに入社、同年9月に取締役に就任。2008年7月常務取締役、2011年6月取締役会長に就任(現任)。2011年12月株式会社横浜DeNAベイスターズ取締役オーナーに就任(2015年1月に退任)。2015年6月株式会社ディー・エヌ・エー株主総会の時をもって任期満了となり、同社の取締役を退任予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なかしー

    DeNa日本一を受け、球団関係者本を読んでみた。 DeNaが株式譲渡後初代オーナーの自叙伝。 新参者だからこそ出来ることを率先して提案するという所に刺さる部分があった。誰もが躊躇したがある、反発を招く危険性があるなど尻込みしがちになる、そういう消極的傾向に一石を投じるための行動を取る。DeNaはまさによそ者、若者、ばか者(≒プロ野球の慣例、慣習や慣行を知らないという意味)で三要素とも揃っているといえる。

  • かやは

    ​2015年は前半戦首位からまさかの最下位というジェットコースターをやってくれたベイスターズ。だが観客動員数は大幅増と、DeNAの手腕は誰もが認めてくれるんじゃないか。最近は任天堂と提携したり、社名にちなんでDNAの検査などもしているらしい。やはり、大企業のトップにいるような人のバイタリティは凄いなあと思った。しかし、大企業は自分たちの利益を求めることに精一杯だから、他のことが疎かになってしまうこともあるんだろうな。そのような大企業が倫理的に大丈夫かどうか、きちんと見ておこうとも思った。

  • nizimasu

    DeNAの球界進出や上場でも中心的な役割を果たした元会長の書いた本。DeNAといえば一時期、現在の社長であり創業者の南場さんが夫の看病のために会社の舵取りを任せていた波乱の時期。そんな内情を書いているが、個人的にはコンプガチャのエピソードが知りたかったがその辺はさりげなく回避している印象。黒子だから南場さんの不格好経営のような劇的だったり胃の痛むような資金繰りの話は出てこないが番頭さんの実務家が見たDeNAといった感じでしょうか。元銀行マンだけにどこかスマートなイメージがするのは気のせいかしら?

  • Motomi Kojima

    プロ野球参入の裏側が描かれたビジネス本を期待していたがベイスターズ前オーナー春田さんの自叙伝であった。春田さん個人のキャラクターは身近にいたら嫌だけど、部長になるのは何十年もかかるといって銀行を飛び出しベンチャーに入り一部上場企業の会長にまで上り詰めたのは見事。出身銀行はフラットで証券部隊が有能であることは知っているので上場のときの逸話は納得してしまった。野球の話としては今年、3年計画の成果としてDenaが強くなっていることが納得できる。長嶋さん、巨人の凄さも感じるのがアンチ巨人ファンとしては皮肉だ。

  • おおとろ|ストーリーテラー

    ☆☆☆☆ 再読

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