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ISBN 10 : 4122076838
Content Description
満洲国の実力者「二キ三スケ」の一角を占めた大蔵官僚による満洲国回顧録。1932年の満洲国建国に際し、新しい「国」の租税制度や通貨制度をどう作ったのか。「満州五ヵ年計画」をどう実行したか。執政溥儀、東条英機、岸信介、鮎川義介らの人物描写も興味深く、具体的かつ軽妙に読ませる貴重な記録。
【著者紹介】
星野直樹 : 1892(明治25)年横浜生まれ。東京帝国大学法学部卒業後、大蔵省入省。1932年満洲国建国に際し、渡満。37年には国務院総務長官に就任し、実質上行政トップの地位に就く。40年に帰国して、第二次近衛内閣のもとで企画院総裁、翌年東條内閣の成立とともに内閣書記官長となる。戦後はA級戦犯として終身刑を宣告されたが58年に釈放され、東京急行電鉄取締役、ダイヤモンド社会長などを歴任し、78年没
山室信一 : 1951年熊本市生まれ。東京大学法学部卒業。京都大学人文科学研究所助教授、同教授などを務める。京都大学名誉教授。著書に『法制官僚の時代―国家の設計と知の歴程』(毎日出版文化賞)、『キメラ―満洲国の肖像』(吉野作造賞)、『思想課題としてのアジア―基軸・連鎖・投企』(アジア・太平洋賞特別賞)、『憲法9条の思想水脈』(司馬遼太郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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