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こころをそのまま感じられたら

星野概念

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065319550
ISBN 10 : 4065319552
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

精神科医が、考えながらの日々を綴ったエッセイ。

目次 : 1章 居心地のいい場所(鉄道趣味/ くじけないということ/ 居心地のいい場所/ ナースのAさん/ 加齢ということ/ 「嫌です」/ 正月の当直)/ 2章 曖昧なものを体感する(曖昧なものを体感する/ ラッキーさん/ 杜氏と菌とオペラ/ 自分にむいていること/ 『ゴールドベルク変奏曲』/ 自分ごとのように考える/ 対等であること/ バンドと酒づくり/ 何者かになりたい)/ 3章 静かな分岐点(カンニングをしたこと/ 静かな分岐点/ 対話にまつわる諦めと希望/ はなれている―はなれているから考えたこと/ 瞑想とバナナとオレンジ/ 安心、安全があってこそ/ こころをそのまま感じられたら―「おわりに」のかわりに)

【著者紹介】
星野概念 : 1978年生まれ。精神科医など。医師としての仕事のかたわら、執筆や音楽活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Karl Heintz Schneider

    現役の精神科医によるエッセイ。とりとめのない出来事をありのままに綴っていつつ、ところどころに精神科医としての目線がチラ見えする。著者が患者と対する時に気をつけていることは「わかった気にならない」医師としての見地から高みに登って接するのではなく、あくまでひとりの人間として話を聴く。経験や知識に頼るのではなく、ただひたすら聴く。間違っていると思っても指摘せず、まずは受け入れる。じっくり話を聞いてくれる医師ってなかなかいないと思う。こんな医師のいる病院なら一度行ってみたい。

  • rors(セナ)

    この本の発売決定の報を受けて即座に予約して発売日にゲットしたにもかかわらず、読み終えたのは昨夜。仕事が辛すぎて本が読めない状態だったのだ。が、この本はほふく前進くらいのスピードとはいえ、読めた。この本以外は全く読めなかった。星野先生にこの辛さを相談したいと思いながら読んだ。この本は「こうすれば楽になるよ」とか「あなたの辛さはわかるよ」なんて一言も言わないけど、なんかそばに居てくれている感じが半端ない。 ネガティブケーパビリティを説明せずに、それを見せてくれる稀有な精神科医。

  • たっきー

    肩書を「精神科医など」とする著者が読者の心をほぐせたらという思いで書いたというエッセイ集。「抱える悩みはその人のものです。専門家が専門知識や技法で簡単に立ち入るのではなく、まずは人として思いを馳せて感じる。そんな地道なことを強烈に意識していたいです」、「人が存在すれば、その分だけ発想があるはずなので、あらゆる人に、必ず役割があるのだと思います。〜こういった考えでいることは実はとても難しいことです。現場で実践してみようとすると、すぐに専門職としての力を行使してしまいそうになる自分がいくらでも見つかります。→

  • spatz

    精神科医など、と自己紹介のときには書くようにしているそうです、いろいろな活動をなさっているから。 まさに、自然に、心の中にあるものを、いろんなテーマで、とても素直に吐露されています。 当たり前だけど、精神科医の先生も、人間だもんな、迷うこともいろいろあるよな、と思います。 心とのかかわり、あまりにも深いテーマ。最近いろいろなところで目にする、妙に気になる、ネガティブケイパビリティ、という言葉が思い浮かびます。

  • たいちーらぶ

    精神科医としての仕事のほかに執筆や音楽活動もしている著者が、心を感じることについて考える日々を綴ったエッセイ集。失敗談も多く書かれていて、そのときの心の機微にふれると何となくホッとしてしまう。共感というよりシンパシーを感じた。「人と人」が対等にあることの大切さと難しさについては深く考えさせられる。対等さを意識し続けることが何より重要であり、それが平和への鍵になるという著者の願いが込められた言葉は忘れてはいけない。優しい言葉の数々に癒やされ「こころの凝りほぐし」となった素敵な読書時間だった。

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