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私の死体を探してください。

星月渉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334103576
ISBN 10 : 433410357X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
星月渉 ,  

Content Description

note創作大賞W受賞でドラマ化決定のノンストップスリラー。ベストセラー作家・森林麻美がブログで自死をほのめかし「私の死体を探してください」という文章を残して消息を絶つ。担当編集者の池上は新作原稿を手に入れるため麻美を探すが、その後も作家のブログは更新を続け、様々な秘密が次々に暴露されていく。衝撃的なブログの内容に翻弄されていく関係者たち。果たして麻美の目的は? そして麻美は本当に死んでいるのか? 

【著者紹介】
星月渉 : 岡山県津山市出身。小説投稿サイト「エブリスタ」を中心にWEB小説を多数投稿。2017年、『三毛猫カフェ トリコロール』で作家デビュー。2019年、『ヴンダーカンマー』で第1回エブリスタ×竹書房最恐小説大賞を受賞。2023年、本作『私の死体を探してください。』でnote主催の創作大賞2023光文社文芸編集部賞とテレビ東京映像化賞をW受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ウッディ

    「私の死体を探してください」という自殺をほのめかすブログを残して、失踪した人気女流作家。時限爆弾のように公開される身内の暴露記事と最後の小説、担当編集者と自称作家のダメ夫は、それぞれの思惑で彼女の行方を追う。周囲の人間の行動を予測したかのように失踪後に次々と明らかにされる真実は、ち密なプロットのミステリーのようであり、作中作「白い鳥籠の五羽の鳥たち」も切なく、麻子が優れた作家であることが伝わってくるとともに、彼女にここまでさせた周囲の人間のクズ度が印象的で、初読みの作家だが、毒が効いていて面白かった。

  • yukaring

    失踪したミステリー作家が残したブログに書かれていたのは世を儚む内容と「私の死体を探してください」という言葉。慌てた編集者が失踪した森林麻美を探すが、彼女のオフィシャルブログだけが次々と更新されていく。タイマー設定されたブログでは彼女と近しい人物の秘密が次々と暴露されていく。夫や義母、担当編集者と暴露動画に翻弄される人々。そして麻美の関わった過去の事件の真相も小説形式で明かされ、疑問視される麻美の生死。ショッキングでスリリングな内容に続きが気になり一気読み。人間の欲望や闇が絡み合うノンストップスリラー。

  • いたろう

    ミステリー作家・森林麻美が、「私の死体を探してください」と、ブログに書き残して行方不明になった。冒頭、そのブログから始まる、いきなりのミステリー開始に、最初の3ページで、もうページを繰る手が止まらなくなる。彼女は本当に自殺したのか。だとすると、その死体はどこにあるのか。程なく、公開日時設定で更新されるブログ、少しずつ公開される、ある事件の真相を描いたと思われるミステリー小説。誰もパスワードが分からず、ブログ、小説の先を読めない・・・。本作が、もうドラマ化されていたということを知らなかった。これは気になる。

  • シャコタンブルー

    まさしくノンストップスリラーだ。この疾走感は病みつきになるかも(笑) ベストセラー作家がブログで「私の死体を探してください」と謎のメッセージを残して行方不明になる。焦る担当編集者、出版社、家族そして読者。それらの異なる立場の目線から描かれた疑心暗鬼の様相が迫真の臨場感を生み出している。それに並行してブログに残した最後の小説「白い鳥籠の五羽の鳥たち」これまた思春期の女子高生の集団自殺事件をミステリアスに描き複合的な面白さを味わえた。また一人目が離せない作家が増えた。

  • aquamarine

    「私の死体を探してください」とブログで自死をほのめかし消息を絶ったベストセラー作家森林麻美。物語は担当編集者池上視点と、麻美の夫視点、そしてその後も更新し続けられるブログの内容とで交互に進んでいく。ブログには衝撃的な過去の事件の真相も盛り込まれ、目が離せずに次々と頁をめくった。自己中な編集者や夫にイラつき、何を考えているかわからない麻美の目的や生死を探り、おそらく著者の意図したとおりに翻弄されて辿り着いたものは…。まさしくノンストップスリラー。読後、すっと読み進めてしまっていた細部を思い返し、ぞっとする。

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