Books

障害とは何か ディスアビリティの社会理論に向けて

星加良司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903690049
ISBN 10 : 4903690040
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2007
Japan

Content Description

社会的に生成・構築されたある種の不利や困難として障害を論じるという大テーマに正面から向き合った、精緻かつ誠実な探求。既存の概念装置自体の組み換えを目指す、気鋭・全盲の社会学者による決定的論考。

【著者紹介】
星加良司 : 1975年愛媛県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センターリサーチフェロー、博士(社会学)。専門は社会学、障害学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やっぱ犬が好き♡

    社会モデルがもたらしたパラダイムシフトは、医学モデルによって抑圧されてきた当事者をエンパワーするものだった。しかし社会モデルの(社会/個人の身体の2分法的)ディスアビリティ理解で、現象をデフォルメして捉えると、多くの問題を見落とす危険性もある。そこで著者は、障害者が経験する不利益を「社会的な価値」の視座から捉え直す。不利益とは「社会的に価値ある活動ができない状態にさせられ、その状態が否定的に評価される」状態であると。そして、この不利益が個人に集中的に経験される状態がディスアビリティである、と新たに定式化。

  • saiikitogohu

    「「…生活保護費は税金として強制的に国民から取り上げられたものの一部であり、親の働きは本人の働きではない…そういうならば、我々働かない者は生きていること自体贅沢ということになる。…お前達は情けを以って生かすだけは生かしてやるが、基本的人権がとうの、勉強がしたいの趣味を広めたいの、旅行に行きたいなどと言ってはいかんぞ、ということ」(横塚晃一)」20「「個人モデル」から「社会モデル」へのパラダイムシフトの意義…それは、障害問題の焦点をインペアメントからディスアビリティに移行させたことにある」38

  • ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒

    不利益基準点も社会により作られる

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items