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ISBN 10 : 4766428986
Content Description
「国際法の普遍化過程」を再考し「欧州中心主義」を問い直す。
目次 : 第1部 近代国際法の普遍化の実相―地域の包摂(戦間期東アジアにおける国際法研究の諸段階―日本・中国・朝鮮半島・台湾・ベトナムで出版された著作を中心に/ 一九世紀国際法における「承認」と「文明」―東アジア諸国による「受容」をめぐる覚え書き/ 一八世紀後半から一九世紀初頭のインドにおける割譲条約の実像―インド領通行権事件(国際司法裁判所)判決を手がかりに/ 国際法における低潮標の利用の始まりとその普遍化/ 一九世紀国際法規範の普遍化の実相―米国と「外国人遺産取得権」の関係を題材として)/ 第2部 近代国際法の普遍化と地域的偏差―普遍化に内在する地域化(伝統的東アジア秩序下における「領土」―「版図」概念の活用とその近代的変形を中心に/ 近代国際法学の形成における「ドイツ国際法」論の位相―ライン同盟期の国家結合論を素材として/ 一九世紀エジプトの知識人による国際法の使用―ムスタファ・カーミルのスーダン協定批判を題材に/ トマス・ベイティが果たした役割―不戦条約や戦争に対する見解の変化に着目して/ いわゆる「サン・ステファノ条約」再考―国際法上の抗議における実効性の担保)
【著者紹介】
明石欽司 : 九州大学大学院法学研究院教授。法学博士(ユトレヒト大学)。1958年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、同博士課程中退
韓相熙 : 九州大学大学院法学研究院教授。法学博士(慶應義塾大学)、政治学博士(北京大学)。1962年生まれ。高麗大学文科大学卒業(仏文学)、同大学法科大学修士課程修了、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、北京大学国際関係学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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