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ISBN 10 : 4750354066
Content Description
本書は、感情的ウェルビーイングと新たなテクノロジーの交点に注目して現代の子ども時代を検証する。デジタル時代において育児や友人関係はどのように変化したのか。デジタルシチズンとしての子どものあり方はどのようなものか。子どもたちにオンラインの機会を享受させつつ、リスクを最小限に留めるにはどのようにすればよいのか。さまざまな関係者の協力体制、政策、実践を生かして、デジタルリテラシーとレジリエンスを育む最良の方法とはどのようなものだろうか。
目次 : 1 21世紀の子どもたちをめぐるトレンドを把握する(デジタルエイジの子ども時代―トレーシー・バーンズ/ 子どもとデジタルテクノロジー―フランチェスカ・ゴットシャルク ほか)/ 2 21世紀の子どもたちの人間関係(21世紀の育児と友人関係―トレーシー・バーンズ/クイン・グエン/ オンラインとオフラインの人間関係―グスタヴォ・メッシュ ほか)/ 3 オンライン上の子どものウェルビーイングを守る(デジタルテクノロジーの利用時間とウェルビーイング成果―ダニエル・カルデフェルト=ウィンター/ デジタル不平等とウェルビーイング成果―エレン・ヘルスパー/スヴェトラーナ・スミロノヴァ ほか)/ 4 デジタルシチズンシップとデジタルリテラシーを育む(デジタルリテラシーとウェルビーイングを育む―フランチェスカ・ゴットシャルク/ 行動的で倫理的な(デジタル)世代に力を与える―トレーシー・バーンズ/フランチェスカ・ゴットシャルク ほか)/ 5 未解決の課題(デジタル世界の子どものウェルビーイングを育む―トレーシー・バーンズ)
【著者紹介】
トレーシー・バーンズ : OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation,CERI)のシニアアナリスト。「教育を形成するトレンド(Trends Shaping Education)」「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」などのプロジェクトを率いる。近年の研究成果報告書としてTrends Shaping Education 2019(教育を形成するトレンド2019)がある。OECDに所属する以前は、乳幼児の言語への反応を研究しており、幼児と子どもの発達に関する研究で賞を得ている。マギル大学で学士号を、ノースイースタン大学で実験心理学の修士号と博士号を取得
フランチェスカ・ゴットシャルク : OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation,CERI)による「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」プロジェクトのアナリスト。最近、テクノロジーの利用が子どもに及ぼす影響に関する調査報告書を発表している。「21世紀の子どもたち」プロジェクトに参加する以前は、「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」のパイロットプロジェクトに携わっていた。トロント大学で人間生物学、心理学、仏教学、メンタルヘルス学の優等理学士号を、パリ・アメリカ大学で公共政策学と国際情勢学の修士号を取得
西村美由起 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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