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大統領でたどるアメリカの歴史 岩波ジュニア新書

明石和康

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005007233
ISBN 10 : 4005007236
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan

Content Description

大国アメリカを率い、世界に強い影響力を及ぼすアメリカ大統領はどのように指導力を発揮してきたのだろうか。「建国の父」と呼ばれる初代ワシントンから、リンカーン、ルーズベルト、レーガン、ブッシュそして初の黒人大統領オバマまで、歴代大統領の足跡をたどりながらアメリカの歴史をわかりやすく解説します。

目次 : 序章 大統領が導くアメリカ/ 第1章 独立からフロンティア拡大の時代―一七七六‐一八六〇年/ 第2章 分裂の危機と南北戦争―一八六〇‐一八九六年/ 第3章 欧州列強に並ぶ大国への道―一八九六‐一九三二年/ 第4章 ルーズベルト連合と民主党の時代―一九三二‐一九六八年/ 第5章 アメリカの復活とレーガンの時代―一九六八‐二〇〇八年/ 第6章 変わるアメリカ、オバマの登場―二〇〇八年‐現在

【著者紹介】
明石和康 : 1952年生まれ。76年、東京大学文学部西洋史学科卒業。同年、時事通信社入社、外信部配属。サンパウロ特派員、パリ特派員、ワシントン支局長、外信部長、広島支社長、国際室長を経て、現在、解説委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kei-zu

    個人的な記憶は、カーターさんの頃から。ワシントンから歴代の大統領を紹介することが米国史でもあるのは、大統領の役割の大きさがあるのでしょう。 巻末に紹介されるのは、黒人初のオバマ大統領。今後の人種の多様性について説明では触れられていますが、その後継には揺りかえしによるものか、トランプ大統領の誕生。アメリカ国民の分断についても記述があり、これを予言していたといえそうです。良書。

  • たらお

    オリンピックの年の11月に行われる大統領選を前に。トランプ再選か、バイデン2期目か。本書はワシントン〜オバマまで。独立戦争を戦ったワシントン、南北戦争でアメリカの分裂を防いだリンカーンの人気が高いことが分かる。成毛誠が推していたニクソンは、ベトナム戦争撤退、中国・ソ連訪問などの外交面は素晴らしいものの印象は変わらず。3代ジェファーソンが仏ナポレオンから植民地化されたミシシッピ川西岸からロッキー山脈に至る広大な領地を買い取り、領地を倍増させたのも、時流を読む素早い決断の賜物。リーダーシップと歴史が分かる本。

  • 崩紫サロメ

    ワシントンからオバマまで(2012年刊のため)、歴代のアメリカ大統領を列伝形式で辿る。こうした形式により見えてくるのが、人間としての大統領の個性は勿論なのだが、非常に強い大統領権をどのように制御し、委譲してきたのか、ということ。第9代大統領ハリソンは就任からわずか一ヶ月で急逝するが、そのとき、副大統領が大統領に「昇格」することができるのか、憲法の規定に曖昧な点があり論争があったが、正式に修正されたのは1967年になってからだという(p.61)。この件にしても在任期間にしても慣例によるところが割と多い。

  • これだけの大統領がいれば偉人から凡人まで様々といえる。歴史に名を残したリンカーンは歴代人気1位というのも納得の事績。個人的には初代のワシントンが「推しメン」。物事を始める際にあたり、自己を制御し、未来を見つめるということはわかっていても容易に出来ることではない。偉大でも何らかの欲に溺れる創始者が多い中、圧倒的な自制力と先見性で民主主義を米国の基盤に据えた彼の精神はまことに高尚といえる。この精神は初代となるべきリーダーの模範として永遠に語り継がれるべきであろう。

  • coolflat

    2代・6代アダムズ親子や4代マディソン、7代ジャクソンから16代リンカーンの間、リンカーンから25代マッキンリーの間の教科書では余りふれられないマイナーな大統領がちゃんと解説されているのが、個人的にはポイントが高かった。マイナー大統領に関してメモしておくと、6代J・Q・アダムズは二大政党制の原点。10代タイラーはテキサス併合。11代ポークはオレゴン獲得、米墨戦争。13代フィルモアはペリー来航。14代ピアースはカンザスネブラスカ法。17代A・ジョンソンはアラスカ購入。23代ハリソンはシャーマン反トラスト法。

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