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講座明治維新 1

明治維新史学会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903426372
ISBN 10 : 4903426378
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Content Description

明治維新は、国際的孤立をしていた「鎖国日本」と西洋近代との関係だけで起こった現象ではない。近世日本が組み込まれていた東アジアの国際関係ネットワークとそれぞれの社会が欧米列強の圧力を受けて変動を経験したのであり、その日本列島における現象が明治維新だったのである。本巻は、このような世界史的視野から明治維新をとらえ直し、ペリー来航に至るまでの近世日本の政治・社会の変化を再考して、新しい明治維新史を展望する。

目次 : 総論 世界史のなかの明治維新/ 1 ペリー来航以前の国際情勢と国内政治/ 2 幕末の対外情報と在地社会―「風説留」から見る/ 3 武装する農民の内憂と外患/ 4 幕末・維新期における帝政ロシアと日本/ 5 異国船の琉球来航と薩摩藩―一九世紀の東アジア国際関係と地域/ 6 幕末・維新期の松前蝦夷地とアイヌ社会/ 7 一九世紀前半日本における「議論政治」の形成とその意味―東アジア政治史の視点から/ 8 一九世紀東アジアにおける外交規範の変化―儀礼と言語

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 渋江照彦

    4と5を先に読んで漸く1へ入りました。これから3まで余り間を開けずに読んで4、5との接続をして行きたいと思います。矢張り、明治維新辺りの勉強をしたい人の入門としては最適な気がします。個人的には八のお互いの解釈に関して放置或いは無視をするという東アジアにおける国際関係の議論は面白いと思います。後はアイヌ及び沖縄関連の論稿も面白いと思います。

  • YY

    五まではかなり面白い。総説と一の教科書的記述はともかく、在地に流れる対外情報を分析した岩田論文、農民の武装に関するアンビヴァレンスをボブズボーム理論も視野に入れつつみたハウエル論文、ロシア政策と幕末外交のかかわりを明らかにした麓論文、琉球の幕末における地位、「外」とされたそれを記述した真栄平論文はどれも興味深い。アイヌも悪くないが。朴論文は朝鮮との比較の意味が希薄。無理やりやる必要ない。三谷論文は論旨が怪しい。永続的関係でも同床異夢はあるでしょう。合意のために。現代の国際法でも屡あります。

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