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普通に青い東京の空を見上げた 角川文庫

早見和真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041165041
ISBN 10 : 4041165040
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

二流大学卒の「僕」は、意外にも一流企業に入社できてしまった。友人はうらやむが、激務に精神は摩耗していく。退職を決意したところ、彼女の妊娠が発覚し‥‥。岐路に立つ若者たちのリアルを描く群像劇。

【著者紹介】
早見和真 : 1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されベストセラーとなる。15年『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を、20年『ザ・ロイヤルファミリー』で第33回山本周五郎賞と2019年度JRA賞馬事文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カブ

    様々な27歳の6編の短編集。それぞれが繋がっているような、いないような…。最後に答え合わせがあってよかった。自分の27歳ってどうだったかな、なんて考えながら読んだ。

  • きょん

    「東京ドーン」から改題。27歳の若者たちが登場し連作でゆるく繋がっている。名前が明かされず最後にまとめてわかる展開がなるほどと納得できてなかなか巧い。悩み多き年頃の、もがきながら前進しようとしてる姿に頑張れと声をかけたくなる。

  • よっち

    二流大学を卒業し予期せず一流企業に入社を果たした主人公を中心に社会で足掻く大人たちを描した群像劇。一流企業に入社して安泰と思いきや激務に追われ、心身ともに疲弊する主人公。しかし逃げたい気持ちを抱えながら、恋人の妊娠をきっかけに退職を思いとどまるストーリーで、現代社会で生きる若者が直面する「逃げるか、踏みとどまるか」という切実な選択をテーマに、同僚や上司たちも絡めた群像劇としてそれぞれの悩みや葛藤も描きながら、その先に生きる希望を感じさせる前向きな結末に、自分が人生をどう選ぶのかを改めて考えさせられました。

  • K Fussan

    連作短編集。僕、ボク、私、俺、わたし、ぼく。27歳の若者たち。加筆修正、改題、再文庫化らしい。 彼らのつながりは終盤まで伏せられている。なかなか、凝った作りだ。 いいぞ、青年。おおいに悩め。自分の人生は自分が主役。本当に?困難に立ち向かえ。思い切り足掻いてもがけ。そして、空を見上げて新しい世界へ一歩、踏み出すんだ。 思えば、自分が結婚したのは27歳の秋。転職したのも28歳になる夏だったなあ。

  • ブランノワール

    とても考えさせられました

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