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八月の母 角川文庫

早見和真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041156438
ISBN 10 : 4041156432
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

愛媛県伊予市に暮らす越智エリカは、この街から出ていきたいと願っていた。人生が好転する兆しを見せるたび、母・美智子が目の前に立ち塞がる。やがて娘を得たエリカは、おぞましい事件を招く。

【著者紹介】
早見和真 : 1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されベストセラーとなる。15年『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を、20年『ザ・ロイヤルファミリー』で第33回山本周五郎賞と2019年度JRA賞馬事文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くりん

    ★★★☆☆(3.7)こんなにも重い読書は初めてかもしれない。8月15日に生まれたエリカは母親に放置されて育った為、誰もが気軽に集える賑やかな家を作りたかった。でもそこにルールはなく基本は無法地帯。そんな中とても悲しい事件が起こる。読み終えて実話が元になっていることを知った。本書を書きあげるのに相当な心血を注いだとの事。それにしても早見さんはこの本を通じて読者に何を訴えかけたかったのだろう。こんなにもやるせない報われない事件があったということを伝えたかったのか。不幸の連鎖を止めたことを書きたかったのか。

  • うどん

    なんて重い物語...。一気読み。

  • ありす

    目を背けたくなる物語。しかし、眉をひそめながらもページをめくる手は止まらない。母娘4代にわたる女の物語。何故か逃れられない母の言葉の呪縛。なんかおかしいと思って中盤、『あぁそっちか、物語の流れが上手いな』と思った。そして地獄が始まった。本当にどうにかならなかったのかという思いでいっぱい。10代という良くも悪くも狭い世界。ユートピアを夢見た少女が作り出したものは何だったのか。どうやら実話をもとにしたフィクションと知り、物語をしっかり受け止めなくてはと思った。

  • 三代目けんこと

    平成26年8月、実際に愛媛県伊予市の市営団地の一室で起きた「少女暴行◯人事件」をベースに書かれた(備忘録的な)フィクション小説。最後に希望も見れたが、目を背けず読み抜く「覚悟」が必要な一冊。 購入当初、サイン本ゲット‼️と喜んでいた自分を殴りたい😅と読了後に思った、、、。

  • takaC

    紘子の一人称視点パートが読後に辛い。陽向がスパイラルから抜けられることを切に願う。

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