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ザ・ロイヤルファミリー 新潮文庫

早見和真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101206936
ISBN 10 : 4101206937
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

『店長がバカすぎて』『八月の母』で驀進中の早見和真さんの飛躍作がついに文庫化! 競馬未経験者も涙せずにはいられない圧巻の長編です。

【著者紹介】
早見和真 : 1977(昭和52)年、神奈川県生れ。2008(平成20)年、『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されてベストセラーに。’15年、『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。’20(令和2)年、『店長がバカすぎて』で本屋大賞ノミネート、『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞・山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    馬主業は道楽だけでは無く、二律背反とする蠱惑的な魔性性を伴っているのですね。華々しい世界の裏には、重い苦しみの様な物もあるの。2部構成になっていて。通底して栗須栄治氏の目線で描かれるのですけれども。第一部はロイヤルホープ號と山王構造氏の、第二部はロイヤルファミリー號と中条耕一氏の、それぞれの話が描かれていてね。競走馬には競走人生が、馬主には馬主の生活と思いがありますし。それをじっくりと読ませますよ。筆力。レースにはどうしても勝ち負けが付き纏うのですけど、簡単には勝たせてくれないです。手に汗握るよ。

  • W-G

    ドラマ化と同時に、やたら本屋でプッシュされているのに屈して購入。きっと面白いのだろうとは思っていたけれど、ちゃんとご期待通りに楽しませてくれた。競馬小説といえば、他には馳星周氏の作品しか読んだことがなく、こちらの執事口調での一人称とはかなり毛色が違う。馬の描き方もやはりまったく別物で、どちらがいいというわけでもなく、しっかりと著者の個性を感じる。興味深いのは、父から子へと継承の話にもなっている点。そして解説にもあるように、なかなかレースで大勝しない。まさか最後の最後で成績表だけ出して読者に投げてくるとは。

  • あつし@

    ドラマを観て原作者の名前から早速購入して読了した。ドラマも面白いし、この原作は更に面白かった。読書は楽しい。当たり前だが未読の魅せられる書物はいっぱいあって見つけていないだけなんだと思いしり反省させられている。近年めっきり落ちた読書ペースに愕然としているところ。以前の様にこの作者の本はとにかく読み尽くすという読み方ができなくなって(出会えなくなって)久しいけど、バラバラに手にして読み上げて結構感動した作品が早見和真作ということに気づいた本作。「たくさんの人の思いを引き受けている人間が好き」me too.

  • はにこ

    再読本。やっぱりめちゃ良い!馬主であり続けることがいかに大変か。儲かるはずないんだけど、大金を注ぎ込む。こういう馬主さんたちのおかげで私達は競馬を楽しめる。この本を読むと色んな馬主さんが思い浮かぶ。今回は先日亡くなった松本オーナーを思い出した。亡くなる数カ月前に愛馬が宝塚記念を勝った。そして、単独オーナーとして初の2000勝。ドラマよりドラマだった。だから競馬は辞められない。ドラマも楽しみ。

  • dice-kn

    単行本が出た頃から読みたいと思っていて、文庫本を買ってもすぐには読まずだったのですが、読み出したらグイグイ引き込まれてここでかというところで涙・・。馬が出てくるのですが馬と人がシンクロする絆の物語だと思いました。私の中で、読み終わった後登場人物のその後(どうなるのか)に興味を持ってしまうのが名作と勝手に思ってまして、本作はまさにそれでした。今野敏さんの解説を読んで著者の他の作品も興味深そうなので当たっていきたいです。

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