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かなしきデブ猫ちゃん マルのラストダンス

早見和真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860871628
ISBN 10 : 4860871626
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

秋本番を迎え、道後の家がいつもより騒々しい。どうやらアンナの習い事の発表会が近いみたい。こっそり本番に駆けつけたマル。そこで目にしたのは…華麗なミュージカル!「オレも踊りたい」。理想のダンスを極めるため、そして、自分自身を変えるため、ちょっと不思議な修行の旅が始まる―。愛媛3部作ついに完結!―愛媛新聞未掲載の外伝も特別収録―。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    マルがダンス修行のためにシェイプアップ。残念ながら精悍な体型のマルはもはやマルではない。マルはデブ猫であってこそマルなのだ。喜ばしいことに(?)、今治で来島海峡の魚をたらふく食べたマルは、一夜でもとの体型に戻ってしまった。厳しい修行の反動から食欲がとまらなかったのだ。ウケる。  巻末に掲載された短編小説『あの陽だまりと、カレと』(かなしきデブ猫ちゃん外伝・「小説新潮」2021年11月号掲載)が良い。やはり早見和真氏の書かれたものには読者を惹き付ける何かがある。

  • はにこ

    マルがうちの猫に似てて笑う。いよいよ愛媛編もラスト。ダンスの修行に出るマル。トレーニングを積んでマッチョになったマル。でもすぐリバウンドするマル。愛おしすぎ。世界は広いと悟ったマルは兵庫へ旅立つらしい。兵庫編も是非に読みたい。

  • コンチャン

    マルの物語は四国編がこれでひと段落、といった感じでしょうか。関西編、つながっていくのかな?

  • hannahhannah

    かなしきデブ猫ちゃんシリーズ第三弾。デブ猫のマルがダンスを習得するために愛媛を旅する。過去作に出ていた猫たちも再登場。ネコフェスと呼ばれるダンス・イヴェントまであった。『鬼ゴロシ』のお陰で愛媛に対して以前より親近感を持つようになって来ている。愛媛新聞での連載が終わり、マルの愛媛の旅も今作でひと段落。現在は神戸新聞で、かなしきデブ猫ちゃんの連載が始まっている。マルの旅はまだまだ続くようだ。

  • 栗羊羹

    サイコーにおしゃれで、イケてて(死語?)ひたむきな猫達。マル(♂)と、赤いリボンに矢絣の着物の黒猫マドンナ(♀)…2人(!)は道後温泉を見下ろしながら、マルは最愛のマドンナの肩に手を置いたり、最後はマドンナのほっぺにchu♡ ダンス修行を終え、ねこフェスでは2位。マルは広い世界への1歩を踏み出した。 愛媛新聞の連載としてスタートしたデブ猫ちゃんは、神戸新聞での連載がスタートしたそうです。巻末の『かなしきデブ猫ちゃん 外伝』…泣けます。

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