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早稲田文学 2019年冬号

早稲田文学会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480993205
ISBN 10 : 4480993207
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

●シリーズ特集 第1回 ポストフェミニズムからはじめる
これまでの運動、理論、個々の声を引き継ぎ、未来へと続けていくために。
私たちが「私たち」と名乗り、過去から現在、そして未来に向けた理論構築と実践を共に行なうとき、はたしてどのような仕方で発言/表現を為していけば良いのか。ポストフェミニズム的状況の整理と再配置。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆきだる

    去年から早稲田文学倶楽部に加入したので自動的に手に入る。ポストフェミニズムの特集。運動に尽力してきたフレイザー氏のインタビューが特に良かった。今までフェミニズムについて何となくモヤモヤした気持ちを抱いていたが、その理由が明解に説明されていた。しかし私が大学教育まで修了し、自由に本が読め、こうして自らの考えを気兼ねなく発表することができる。結婚しなくても何も言われない。その全てはこれまでのフェミニズム運動のおかげなのだ。1つの側面で断じるのではなく、その必要性と課題とを両方見つめられるようにしたい。

  • ヒナコ

    ポストフェミニズムが特集のテーマ。 ネオリベラルフェミニズムの勃興と、これまでフェミニズムが要求してきた女性の自立と関連させて読む菊池夏野とナンシー・フレイザー。「ポスト」という言葉の中にフェミニズムの終わりなき連環する歴史を見ようとする藤高和輝。フェミニズムによるトランスジェンダー排除という現在的な問題を扱った小宮友根。 新自由主義化し女性と男性の差異の意味付けが変化していく現代にもフェミニズムは可能か? この特集は、ポストフェミニズムと言われて久しい現代のフェミニズムを再考する一助になるだろう。

  • ジュリ(村上)

    Twitterで話題になっていたため購入しておりやっと読むことができた。最近のフェミニズム/ジェンダー関係の論考が収録されており勉強になった。フレイザーが嚆矢なのだろうか、フェミニズムとネオリベを絡めて考察する流れは近年本当に多い。なお途中の岳氏の作品は冒頭だけ読みあとは飛ばした。他の小論文と比べるとこの作品は一冊の雑誌に入るには長すぎるのではないだろうか。最後のバトラーの翻訳は上の空で斜め読みしてしまった。バトラーは相変わらず難解で、結局他の人が纏めている記述を読んでバトラーを読んだ気になってしまう。

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