早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

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幻燈スライドの博物誌 プロジェクション・メディアの考古学

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787273727
ISBN 10 : 4787273728
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

早稲田大学の演劇博物館は、世界的に見てもきわめて貴重な映画前史の映像文化に関する資料を多数所蔵している。なかでも映画以前に日本に存在した特異なプロジェクション・メディアである写し絵や幻燈のスライドのコレクションは3,000点近くにおよび、その題材も多岐にわたる。こうしたスライドは貴重な文化財であるだけでなく、近代日本の姿を映像によって伝える一級の資料だといえる。
本書では、デジタル・アーカイブ化するための作業が進み、2015年3月に公開予定のWebサイト「幻燈データベース」のなかから厳選した350点前後の写し絵や幻燈をフルカラーで所収し、貴重なコレクションを書籍の形で手元で味わえるようにする。2015年4月から演劇博物館でおこなわれる幻燈コレクションの展覧会と連動して、古くて新しいメディアを堪能するための一冊。

[著者紹介]
土屋 紳一
1972年生まれ。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]卒業、ドイツ・デュッセルドルフ芸術大学 トーマル・ルフよりマイスターシューラー取得。早稲田大学演劇博物館デジタルアーカイブ室、東京藝術大学大学院映像研究科非常勤講師。「サイトグラフィックス展」「写真ゲーム展」(川崎市民ミュージアム)など国内外で作品を発表。

大久保 遼
1983年生まれ。東京藝術大学社会連携センター教育研究助手、早稲田大学演劇博物館招聘研究員。専攻はメディア論、社会学、映像文化史。博士(学際情報学)。共著に『メディア技術史』(北樹出版)、『日本映画の誕生』(森話社)、『1985/写真がアートになったとき』(青弓社)、論文に「キノドラマとキネオラマ」(「映像学」第80号)など。

遠藤 みゆき
1987年生まれ。早稲田大学文学研究科博士後期課程。専攻は近現代美術史、写真史、視覚文化史。共著に『フィオナ・タン まなざしの詩学』(美術出版社)、論文に「東京写真研究会「研展」と「芸術写真」の形成」(「早稲田大学文学研究科紀要」第60輯)など。

【著者紹介】
土屋紳一 : 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館デジタルアーカイブ室。アーキビスト、写真芸術家。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業、デュッセルドルフ芸術大学写真科、トーマス・ルフからマイスターシューラー取得。現代メディアと写真の可能性を模索する作品を国内外で発表

大久保遼 : 東京藝術大学社会連携センター教育研究助手、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館招聘研究員。専攻はメディア論、社会学、映像文化史

遠藤みゆき : 早稲田大学文学研究科博士後期課程。専攻は近現代美術史、写真史、視覚文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

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  • takao

    ふむ

  • hobby no book

    どちらかというとビジュアルを楽しむような感覚で。

  • 保山ひャン

    写し絵、幻燈、マジックランタン。細馬宏通さんが幻燈会の終わりに投影される花輪車をクロマトロープのことと指摘されていた。錦影絵の上映で見たことがあるが、役割としてはワヤンの葉っぱカヨナンみたいなものかな、と思った。また、8ミリフィルムの映写機を手持ちで投影砲のように駆使するパフォーマンスを見たことがあり、随分と感心したものだが、幻燈の風呂(投影装置)を手持ちで操作する伝統の技だったのか、と今になって気づいた。幻燈資料の図版多数で楽しめた一冊。

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