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戦争と子どもたち

早乙女勝元

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309223971
ISBN 10 : 4309223974
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan

Content Description

昭和20年3月10日、東京大空襲の劫火を逃げまどい奇跡的に生き残った…。50余年たった今なお、世界の各地から聞こえてくる子どもたちの悲鳴。自らの体験を武器に行動する作家の眼が捉えた戦争の実相を綴る。

【著者紹介】
早乙女勝元 : 1932(昭和7)年、東京生まれ。一二歳で東京大空襲を経験。働きながら文学を志し、一八歳の自分史『下町の故郷』が直木賞候補に推される。『ハモニカ工場』発表後は作家に専念。ルポルタージュ『東京大空襲』がベストセラーになる(日本ジャーナリスト会議奨励賞)。70年、「東京空襲を記録する会」を結成し、『東京大空襲・戦災誌』が菊池寛賞を受賞した。99年に映画「軍隊をすてた国」を企画。2002年、江東区北砂に「東京大空襲・戦災資料センター」をオープン、館長就任。庶民の生活と愛を書き続ける下町の作家として、また東京空襲の語り部として、未来を担う世代に平和を訴え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    戦争そのものが悲惨なものだが、そのうちの最たるものは、子どもたちの犠牲。何の罪もないはずなのに、未来を奪うのは、大人たちの政治という名の身勝手。内心、反対したい心があっても押しつぶされて協力させられてしまった過去の歴史。人間の持つ情けなさをこれほど感じることはない。あえて歴史の暗い面を知ろうとしない態度は、未来に対しての罪ではないかとさえ思う。

  • さちゃ

    人を人じゃなくしてしまう戦争の危険性に力を与えてしまうのが教育やメディアで、正直に怖いと思った。ベトナムに行った時に見た、無数のホルマリン漬けの子どもたち、彼等は皆枯葉剤の被害者でした。行うのは大人、でも痛みは子どもにも大人にも突き刺さる。戦争を私は直接知らない、でも追体験し受け継いでいかなきゃいけない。被害者、そして加害者としての日本を。いつの時代にも人間を疎外するものがある。戦争に限らずそれに抵抗していくことが教育の使命になると今は考えてる。教育の役割って何だろう。そして人間らしさって何だろう。それが

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