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ISBN 10 : 4434363425
Content Description
「純国産メンマ作りによる竹林整備」は竹林整備の切り札として、現在鹿児島から青森迄全国40都府県で進められています。価値がなく邪魔なだけの2mに伸びた取り損ねのタケノコ(幼竹)を伐採して不要な竹の発生を抑え、一方99%を中国等からの輸入に頼るメンマの国産化を進めるという活動は環境面、経済面双方に効果をだす取り組みであり結果が出てきています。
しかしながら、現状の放置竹林や荒廃竹林の状況は厳しく10年、20年と継続的な活動が必要です。竹林整備は以前から高齢男性が主体となって行われてきましたが、最近ではメンマ作り等も加わった事により女性や若い人達の参加も多くなり喜ばしい傾向です。また、各地で小学生、中学生との教育現場での交流も盛んにおこなわれ自然環境への理解が深まり、環境保全と地域貢献等の必要性の学びにもつながり、心強く感じます。今後活動は10年、20年と継続されるでしょう。
この活動をより多くの方々に知って頂く為、「絵本」を作りました。特にお子さんとその保護者世代等に竹林整備や里山活動の考え方を理解して貰い、地域の自然環境を守り、次世代に引き継ぐ為の意識を育んで欲しいと考えます。
この絵本を読んで、「おばけタケノコ」がなぜ「だいへんしん」をしたのか? 今後どうすればよいか? お子さんと一緒に考えて頂くと有難いです。
【著者紹介】
日高榮治 : 1946年生まれ。定年退職後、竹利活用製品の事業化に従事。2018年生物多様性アクション大賞「審査委員賞」受賞。2019年未来農業創造研究会大地のコンペ「未来創造賞」受賞。2023年SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「農林水産・食の部」受賞
かずぷう : 1963年生まれ。イラストレーター、人形作家。2014年ハンドメイドコンテスト「スポンサー賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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