Product Details
ISBN 10 : 4790716260
Content Description
映画、テレビ、音楽、雑誌等に現れる“昭和ノスタルジー”は、単純な懐古にすぎないのか。メディア表象や言説の詳細な検証を通して通説に挑み、背後に隠れたモダニティへの抵抗、戦後の「光」と「闇」を炙り出す斬新な戦後文化論の誕生。
目次 : ノスタルジアと神話―社会現象としての「昭和ノスタルジア」/ 第1部 (記憶とナラティブ/ 記憶のポリティクスの発掘と救済―ラディカル・デモクラシーのメディア学)/ 第2部 (「昭和ノスタルジア」をめぐる知的言説と「戦後」パラダイムの問題/ 外部としての「昭和」―東京タワー・未完性・喪 『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズと『東京タワ‐オカンとボクと、時々、オトン‐』/ 叛逆への憧憬―「技術立国」の神話と構造 『プロジェクトX‐挑戦者たち‐』/ 「陰画」の交錯―戦後の「闇」、偶発的な節合と炭鉱映画の系譜学 『フラガール』/ 「自己像」と「自画像」の拮抗と恢復―大阪万博と「モラトリアム世代」 『20世紀少年』と『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』/ 「近過去へのクリティカルな執着」と言説空間の複数性―「昭和ノスタルジア」が意味するもの)/ エピローグ 世界と政治との節合
【著者紹介】
日高勝之 : 1965年大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、NHK報道局ディレクターを経て、英ロンドン大学(SOAS)大学院メディア学研究科博士課程修了。ロンドン大学Ph.D.(博士)。英オックスフォード大学客員研究員、立命館大学産業社会学部准教授などを経て、立命館大学産業社会学部教授。専門はメディア学、文化社会学、記憶研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
稜哉
読了日:2020/05/28
ぷほは
読了日:2016/06/15
Amethysteria
hika
読了日:2014/11/09
takao
読了日:2025/06/22
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

