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日高六郎セレクション 岩波現代文庫

日高六郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006002558
ISBN 10 : 4006002556
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教壇と書斎にとどまることなく時代と向き合い、現場の人々の声に耳を傾け、発言してきた日高六郎が残している厖大な著作のなかから、社会学者、思想家として戦争、近代主義、市民、ジャーナリズムを論じた重要作品を厳選。

目次 : 1 戦争の記憶(船上の記憶など/ 私たちに問いかけるもの/ わが思索わが風土)/ 2 近代化と近代主義(日本社会の構造とそのゆがみ/ 「旧意識」の原初形態/ 戦後の「近代主義」/ 戦後思想の出発)/ 3 大衆から市民へ(街頭の中の人間/ 機械時代における人間の問題/ 市民と市民運動)/ 4 知識人とジャーナリズム(大知識人論/ 新聞の与えるもの/ 文壇とジャーナリズム/ 小文字の文化―標識としての記録)

【著者紹介】
日高六郎 : 1917年中国の青島に生まれる。41年東京帝国大学文学部社会学科卒業、49年東京大学助教授、69年東京大学を辞職、76‐89年京都精華短期大学教授。社会学

杉山光信 : 1945年東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒業、東京大学新聞研究所教授を経て、明治大学文学部教授。社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    正しさとやさしさとが結びつくとき、それは人々を感動させる(23頁)。官僚は、つねに民衆の反発の対象である(73頁)。1973年の論稿で、「市民と市民運動」がある。市民的連帯よりも、村共同体のつきあいの深さへの信頼(251頁)。戦後、市民的個の確立が望まれたが、市民的個の過熟による 腐敗(傍点)がはじまったのではという危惧がある(268頁)。安保闘争の問題とか、近代の問題、常民と人民と市民の相違など、論点が重要で、今日的なテーマも多く見られる好著といえる。

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