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システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓

日経コンピュータ編集部

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822262594
ISBN 10 : 4822262596
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

このシステム障害は、経営の失敗そのものだ。このままでは、3度目が起こる…。みずほ銀行が2011年3月に引き起こした情報システム障害の真因を探り、大規模障害をこれ以上繰り返さないための教訓を引き出す。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kawai Hideki

    みずほ銀行で繰り返された合併直後の2002年のシステム障害と、東日本大震災後の義援金振込で起きた2011年のシステム障害の原因を丹念に厳しく追求する良書。また、証券取引所、消防庁、空港の管制システム、気象システムなど、公共性が高くミッションクリティカル性が必須のシステムでのまさかの障害事例の紹介と、システム障害の防止策への提言も行われている。何十年も前のシステムがブラックボックス化したまま一億行規模に肥大化したり、単純ミスがあわや人命に関わる事故に結びつきそうになったり、背筋の寒くなる話が多く勉強になった

  • KAZOO

    みずほのシステム障害に浮いては最初の時にも同じような本が出版されています。これにも前回の分析が掲載されています。基本的には私は人災であると思います。この銀行は、システムについてはあまり重要視をしていない気がします。ほかのメガバンクでは頭取になるような人には、必ずシステム担当役員などを経験させています。あるいはシステム企画部長など。金融機関のリスクは何かを全然理解していない気がします。

  • T2y@

    読み応え充分な企業ノンフィクション。経営サイドへの批判と提言が軸だが、もう少し現場担当者への取材と、そこからの声が欲しかった処はある。 三菱東京銀行の評価が高いが、確かにアプリやサイトのUIは秀逸。 みずほは?と言えば、本書の事件から約四年。サイトの見た目などからは、大きく改善されたのかは疑問ではある。

  • akira

    「システム運用業務は、ミスとの闘い」

  • よおこ

    アプリ仕様をメインで設計する開発者が逃げ腰になりがちなのが、性能確認やネットワーク設計、システム構成の妥当性だと思う。知識がない分、ベンダーやハード設計の担当者に頼ってしまうことで盲点ができ、最終テストの段階で発覚してしまう。 問題となった障害は、直近も2011年も統合時もすべてハード絡みだ。土壇場でテストして気づけば良いが、行き着く余裕もなく納品となってしまったのかも。経営側がシステムに一切の責任を持つと同時に、システム担当者も受け身でなく、システムと関係する業務に対して責任をもつ意識が必要だと思った

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