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待ってろ! 甲子園 青鳥特別支援学校ベースボール部の挑戦 ポプラ社ノンフィクション

日比野恭三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591181881
ISBN 10 : 459118188X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

2023年5月。とある高校の高野連加盟が承認された。
青鳥特別支援学校―知的障がいのある子どもたちが通う学校だ。
全国的に見ても、特別支援学校の高野連加盟は数えるほど。
7月の夏の甲子園予選(西東京大会)にも連合チームで参戦し、最終回まで結果のわからない熱戦をくりひろげた。
それは100年を超える高校野球の歴史の中でも、とても大きな一歩だった。

青鳥特支の顧問の久保田浩司先生は、長年、知的障がいのある子どもたちのソフトボールを指導してきた。
「高校野球を指導したい!」
その夢をあきらめきれず、2021年には知的障がいのある高校生と硬式野球に取り組む「甲子園夢プロジェクト」を立ち上げ、彼らが硬式野球に挑戦できる土台をつくってきた。

彼らにとって、高校野球に挑戦する意味とは?
ほかの球児たちと同じように、野球を楽しみ、挑戦する姿を描いたノンフィクション読み物。

甲子園はまだまだ遠い存在だが、そこへと続く道に立った高校生と指導者たちの熱い物語。
「待ってろ! 甲子園!! 」

【著者紹介】
日比野恭三 : 1981年、宮崎県生まれのノンフィクションライター。2010年よりスポーツ雑誌『Number』編集部で編集や執筆の仕事を6年間おこなう。2016年、フリーに。現在は野球を中心としたスポーツやビジネスなどの分野で執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • chimako

    特別支援学校に勤務している息子は「青鳥特別支援学校ベースボール部」を知っていた。高野連に加入し(加入することができ)、甲子園を目指すことが出来るようになった経緯についても細かく話をしてくれた。特別支援学校にとって高野連に加入することの難しさについても。この本は特別支援学校が単独で試合に臨めるようになるまでの軌跡が読みやすい文章で書かれている。表紙の生徒たちの顔が良い。野球がやりたいと思っていても入部できなかったり、元々諦めていたり、興味がなかったりした生徒たちと先生の清々しい思いが詰まっている。

  • みかん🍊

    東京の青鳥特別支援学校ベースボール部が障害を乗り越え高野連に加入し甲子園を目指すドキュメンタリー、危険だからという理由で野球をする事が出来なかったこどもたちが青鳥特別支援学校で甲子園を目指して野球をする事ができる、野球を通して身体的にも精神的にも大きく成長する事が出来た、まだまだ甲子園には遠いが将来出場できる可能性はある、熱意を持った指導者と頑張る選手がいれば夢に終わらない。

  • しいたけ

    障害を理由にスポーツの部活に入ることを許されなかった子もいる。手足の筋力や感覚が低下していく難病を抱えた子も。彼らが硬球を扱い、しかも甲子園大会の東京都予選に出場するノンフィクション。本を読んだ後に見たNHKの特集も良かった。監督、コーチ陣の子どもらに合わせた指導方法にも頭が下がる。子どもらの頑張りにももちろんなのだが、このチームに自分たちとお揃いのストッキングを贈った慶應高校にも感動した。私の孫も特別支援校に通っているのだが、どんなことでもいい。アオハルを感じる瞬間を味わって欲しい

  • こふみ

    青鳥特別支援学校のベースボール部のお話(ノンフィクション)。元野球部員の母としては、涙なくしては読めません。野球に真摯に取り組む子ども達の姿は最高です。頑張れ!青鳥ベースボール部!

  • うっかり呑兵衛

    公共図書館。東京都の青鳥特別支援学校が高野連に加盟し公式戦に参戦するノンフィクション。近頃の働き方改革の中で何かと悪者にされがちな部活動だが、その部活動が学校教育の中で担っている役割の一端を直視できる一冊。まぁでは運動部の顧問に戻りたいかというと正直嫌なのだが、一方でただ学校教育から部活動を切り離せば解決かというとそんな単純な話ではないよなと改めて思わされる、それだけの成長を生徒達がしているのが印象的。

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