Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 鉄野ブタ

  読了日：2020/11/06

  日本の近現代の軍事を学ぶ初歩としては素晴らしい。軍の派閥争いについては、確かに薩摩と長州が中心になっていたのは問題だけど、長州閉め出しはもっと問題だよ。長州出身の優秀な人材もいただろうに。 情報収集能力も暗号解読能力もあったのに、陸海軍の対立でそれが生かされなかった。 縦割り行政で責任の所在が曖昧なのは、現代と大差ない。 あと、問題起こした軍人をきっちりと罰していないところも。

• cocolate

  読了日：2019/09/23

  暗号解読できているのに、なんで陸軍と海軍でお知らせしないかな・・・。組織ってそゆうものとは思うが、手柄をとらせないようにするとか。

• dahatake

  読了日：2021/08/03

  興味深い日本軍の各部隊の話。特に、諜報部隊に注目した。ちゃんと情報を抑えるための投資をしていた。 でも、その価値を理解できなかった上層部。 これ、今も同じですね。 明治維新後の薩長の派閥が酷い。ある意味ダイナミックに欧米化が進められた。ただ次の世代の育成や伝える能力は著しく欠けていた。利己的な上層部がここにも浮かび上がる。 やはり組織は「文化」が大事なんだと痛感する。

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