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企業価値向上のための資本コスト経営 投資家との建設的対話のケーススタディ

日本証券アナリスト協会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532358662
ISBN 10 : 4532358663
Format
Books
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

理論と現実をどう融合させるか。コーポレートガバナンス・コード改訂で、経営・収益計画に必須の「ものさし」とされた資本コスト。活用の実際を第一人者たちが伝授。塩野義製薬、資生堂、ダイキン工業、丸井グループ、味の素―実例を紹介。

目次 : 第1章 資本コストはサイエンスであり、アートでもある(今、なぜ資本コストが重要なのか/ 資本コストそのものはサイエンスに ほか)/ 第2章 資本コストの推計方法と推計事例(資本コスト/ 割引キャッシュフロー法による価値評価の基本的算定方法 ほか)/ 第3章 資本コストを利用した企業経営手法(事業部制の業績管理と資本効率/ 企業価値向上のためのインフラ ほか)/ 第4章 長期投資家にとっての資本コスト:対話の中での資本コストの活用(NVICの長期投資と資本コスト/ 資本コストを用いた対話のフレームワーク ほか)/ 第5章 資本コストと企業経営:今後の課題(資本コストの定義を巡る議論の混乱/ 資本コストを意識した企業経営の必要性 ほか)/ 参考資料「資本コストと企業価値向上」に関するアンケート調査結果

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitsu44

    時間かかったが読了。この手の本では1番わかりやすかった。丸井や味の素と資本コストをテーマとした議論はかなり面白かった。財務で働くなら一読の価値ありと思います。

  • Naota_t

    ★3.2/参考になるのは、専門的な計算式よりも、塩野義製薬などの実例だ。また、CGコードで指針を示されたものの、資本コストは「数値自体が正しいと断言できるものではない。重要なのは、前提を置く過程で事業の経済性の評価を行い、資本構成の設定において、その評価を織り込んでいること」(p131)、「キャピタルアロケーションを考える上での判断基準となる事業の経済性について議論するための触媒」(p169)だ。M&A、減損判定などでやむを得ず使用するが、不確実性が大きいので意思決定の一側面にしかすぎないことがわかった。

  • yyhhyy

    資本コストに関連してアナリストと企業の対話について様々な人がコメントしている本。教養として読もうと思ったがその用途には向いておらず、自分には対象読者が判断できなかったが、具体的インタビューも多いので、読む人によっては貴重な本ではないかと思う。

  • この本で定義している資本コストとは、企業が資金を必要とする際の調達や維持するために必要なコストの百分率で示している。最低限計上すべき利益率であり、その反面は投資家にとっては最低要求利益率であるという。企業は株主のものという個人的な考えにマッチしていると思った。MAなど資本コストの費用対効果なども加味してケーススタディを説いている。

  • まゆ

    日本証券アナリスト協会が監修し、有名アナリスト、教授、経営者10数人それぞれに「資本コスト経営」について章立てして考えを述べてもらっている本。監修者とROIC経営で有名な企業経営者たちの対話が面白い。 こういった本も増えてきたけど、なかなか浸透しないROICや資本コスト。その要因はバンクファインスが浸透しすぎているからということらしい。 教科書的に横に置いておいて、何かの時にパラパラ参考にするのがいい本かも。

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