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ISBN 10 : 4788514109
Content Description
衣服を着るとは、“意味”を着ることであり、裸体とはいわば、“意味の欠如”を着ることである。だからこそ脱ぐことは、かくもスリリングなのだ!「着る/脱ぐ」という記号過程を、いま、根源的に問い直す。
目次 : 第1部 着ることを脱ぎ捨てること(“脱ぐこと”の哲学と美学/ 新聞女―アートは精神の解放)/ 第2部 「憧れ」を纏うこと(「なぜ外国のファッションに「憧れ」るのか」を問うということ/ 表象としての外国のファッション―エキゾチシズムをめぐって/ 日本映画に見る「モガ」の表象―洋装とアイデンティティ/ キャラ的身体のためのファッション/ ヨーロッパの輸入、再生産、そして逆輸入と再々生産―ゴスロリ・ファッションをめぐって/ 「憧れ」とともに生きる―シンポジウムを終えて)/ 第3部 (人を)着る(という)こと(袈裟とファッション/ 音を着る―フルクサスの場合/ ギー・ドゥボールとその「作品」―映画『サドのための叫び』における「芸術の乗り越え」と「状況の構築」/ (人を)着る(という)こと)/ 第4部 日本記号学会と山口昌男(山口昌男先生を偲んで)/ 第5部 記号論の諸相(研究論文 究極的な論理的解釈項としての「習慣」とパースにおける「共感」/ 研究報告 家族関係修復のセミオシス―発達記号論ケース・スタディ/ ペルシャの青―ホイチン(回青)の壷に現われた形而上の諸々)
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