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輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025 文春文庫

日本文藝家協会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167924140
ISBN 10 : 4167924145
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

奇想天外な手を使っても亡き恋人に会おうと試みる「あたし」。冴えない窓際公務員が選んだ図書館の本から飛び出す口の悪い妖精。SNSの炎上操作が辿る恐怖の成り行き。石垣に囲まれた住宅街の農地を頑固に守る老人。日本文藝家協会が独自に選んだ、2024年のオリジナル傑作短篇集、全9篇。今年も本当に面白い!

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • papapapapal

    2024年に発表された短篇の中から9篇をセレクト。笑い有り、ホラー有り、ミステリ有りのバラエティ豊かな一冊。佐々木愛さんの『僕たちは 野良犬じゃない 番犬さ』、坪田侑也さんの『放送部には滅ぼせない』、窪美澄さんの『凪のからだで生きていく』が好み。23年版の『雨の中で踊れ』を読んだ時は、もうちょっと時代の流れっぽいものを感じた気もするが…。何年後かに読んだら違う感じ方をするのかしら。

  • ぽろん

    表題作からホラー繋がりのアンソロジーかなと思ったら、2025年短編ベストコレクションでした。窪美澄さん初読みでしたが、もっと他の作品も読んでみたいと思った。篠田さん、宮下さん、好きな作家さんは、安定の面白さでした。

  • TSUBASA

    末期がんでボロボロながら、広い土地を守るべく農業に精を出す緒方爺さん。彼が守ろうとした土地の歴史、篠田節子『土』。悪徳に身をゆだねた女が知った愛、輪廻の果てまでも繋がりたい愛、米澤穂信の表題作他2024年の文芸誌に登場したホラー有、ミステリ有、SF有の短編9作。勝手に「輪廻」をテーマにした作品群だと思ってたらそんなこともなく。佐川恭一『万年主任☆マドギュワ!』とか出オチ感が酷すぎた。一方で斜線堂有紀『カタリナの美しき車輪』は現代ならではのホラーとしてかなり好み。

  • へい

    2024年の傑作短編集ということで、作風が時代を反映しているのかなと思う。ホラーやサスペンスの作品が多いというのは2024年を反映しているのかな。個人的には佐々木、坪田、窪作品が良かった。一冊を読み終えたところで、今までタブーとされていた(明言されていないからこそ質の悪いやつ)ものが、書くことができるようになったというのは良い事だと思うし、時代が変わりつつあるんだなと思える。独白調の文章がいくつかあったのはこの語り口は今の流行なのかなと思うのだが、この様式ははまらないと読むのがすこぶる遅くなるなと思う。

  • ぶんぶん

    アンソロジー9作品。半分程度は知らない作家さんでした。 斜線堂有紀さん目当てで読んだのですが「カタリナの美しき車輪」…これは怖いですね。 宮下奈都さんの「鳶の娘」と坪田侑也さんの「放送部には滅ぼせない」は好みでした。

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