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時代小説ザ・ベスト2018 集英社文庫

日本文藝家協会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087457612
ISBN 10 : 4087457613
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan

Content Description

2017年度発行の文芸誌に掲載された数多の歴史・時代小説の短編から自信をもっておすすめする10編を精選。気鋭の作家からベテラン勢まで、時代や舞台はさまざまなれど、圧倒的な筆力で紡がれる物語は、いずれも一所懸命に生きる人々の営みや思いを鮮烈に描き出し、感動を与えてくれる。読書の楽しさを再確認できる、いま読むべき作品を収めた絢爛たる年度版アンソロジー。オリジナル文庫。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mark

    アンソロジーは、お勧めの作品の集まりなので、どれをとっても面白く読めます。この中で印象的だったのは、関ケ原で暗躍した毛利家の安国寺恵瓊。吉川広家はなぜ南宮山から動かなかったのか、歴史のWhyについての仮説を提示してくれています。その結果以上に際どかった天下分け目の戦い。もう一度古戦場をゆっくりと歩いてみたくなりました。

  • サケ太

    江戸時代、戦国時代の短編を集めた作品。叔母の心境に迫る『清経の妻』では、時代が移り変わり、立場が弱くなっている鳥居胖庵が出ているのが印象的。堀直虎という一万石の大名による生き方を描いた『夢想腹』。二大勢力に挟まれながらも、己の筋目を通した田丸家を描いた『筋目の関ヶ原』。知らなかった人物たちの一側面がお面白い。

  • かずお

    ★★★☆☆ 読んだことあるストーリーもかなり混ざっていた。 戦国時代から明治維新まで、幅広い短編集。

  • Panja Morimoto

    家康を取り上げた作品多数。面白いんだけどこう武将ものが続くと個人的にはきつかった。

  • 禿頭王

    2017年に刊行された短編時代小説アンソロジー。各短編の冒頭に、作者自身が創意工夫や読みどころを解説する「作者のことば」が用意されています。短編の読みどころを読み飛ばさずに済む、上手い工夫だと思います。収録作としては、中嶋驕u子捨て乳母」、木下昌輝「怪僧恵瓊」、村木嵐「雲のあわい」、橋直樹「初陣・海ノ口」の4編が印象深かったです。

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