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きけわだつみのこえ 第2集 岩波文庫

日本戦没学生記念会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003315729
ISBN 10 : 4003315723
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan

Content Description

在学中の学生が学業中断を強制され戦場に動員されたのは1943年12月、戦局が破滅的様相を色濃くし始めた時期であった。彼ら学徒兵が死と直面しつつ思索をかさねて遺した手記は、だれも消し去ることの出来ぬかけがえのない記録である。学徒出陣45周年を期に、一層多くの読者に読みつがれることを願って第二集をおくる。

目次 : プロローグ 永遠の別離/ 1 大陸の戦野から/ 2 戦火は太平洋上へ/ 3 敗戦への道

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    1988年版を。京大生で20歳で戦死。優秀な人が若くして亡くなるのは社会損失。長谷川曾九三氏は私も住んだことのある上田にて手記を執筆した(14ページ)。木曽福島が彼の父が亡くなったというので(17ページ)、今度詳しい人に聞いてみたい。慶大法学部を出た宅嶋徳光氏は、「デモクラシーの基調をなす個人主義が、日本独自の過った見解において、利己主義や猛烈なエゴイズムと勘違いされてきたのは、あきらかに教育の責任」(35ページ)。生活は学問の為(松永茂雄)。「大学が万能だとは考えない」(西村秀八)。将来ある若者の無念。

  • まさげ

    第一集と比較すると戦争に対する思いが率直に綴られていました。20代の若者たちの家族、友人、恋人への思い…。平和のありがたさを実感しました。

  • 文太

    第一集に続き読了。もう当時を語れる人たちもだいぶ減ってしまった。悲惨な歴史を繰り返さないためにも本書のような本が後世まで読み語られることを願う。

  • ミキ

    2024-76:当時の学生さんは皆、早熟というかいい文章を書きますね。みなさん高学歴ですし、戦時下という特殊な状況もあるのでしょうが。

  • Mr.deep

    文才詩情のある方は前集に収録済みか文芸として読むには少しつらい出来に。その分、頭でっかちで自信家で中二な、どこにでもいるクソ生意気な若僧が修羅の巷に投げ込まれた悲劇に悲憤慷慨せざるを得ません。

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