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見えない巨大水脈地下水の科学 使えばすぐには戻らない「意外な希少資源」

日本地下水学会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062576390
ISBN 10 : 4062576392
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人類が使っている水の大半を占める地下水は、一度使えば回復するまでに長い年月がかかり、枯渇すれば日本もたちまち食糧危機に陥る。その意外な姿から名水百選の味比べまで、「水」の見方がわかる本。

【著者紹介】
井田徹治 : 1959年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、共同通信社入社。現在、科学部編集委員。環境問題を長く取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    著者は東京大学文学部卒の方。なのに、理系というか工学に関わるテーマを卒なくまとめておられて、さすがと云うか、感心した。本書は2009年刊である。情報的にどうかなと心配したが、近年も売れているようだ。 やはり、目配りが効いた優れた本なのだろう(門外漢の吾輩が評価するのも僭越なのだが)。感想めいたことなどは読みながら随時このブログ日記で呟いてきた。地下水の科学全般を把握するのに相応しい本だと思った。本書で指摘されている課題の現況が気になるところだ。

  • calaf

    地上の水のほとんどは海水。淡水は極一部。その中で大部分を占めるのが氷河。そしてその残りの大部分は地下水。河川や湖沼として直接目に入る事の多い淡水は、人間の使える淡水という中でも極々一部に過ぎないらしい...水道水の多くは地下水に頼っているとか、結構思い違いをしていた事に気付かせてくれた本でした。

  • 竜王五代の人

    地下水の、利用と、その問題となる枯渇と汚染を中心に据えた本。世界の地域によって異なるとは言え、涵養には世代、時によって地質学的年代が必要な、ある意味石油石炭と同じような化石資源であり、その需要もまた人類にとって重要であることが丁寧に説明されている、為になる本であった。

  • つゆ

    バイオレメディエーションとは微生物を用いて土壌環境内の汚染物質を除去する手法。無農薬栽培の一つである有機栽培であるが、動物の堆肥を化学肥料の代わりに用いる場合は過量な硝酸性窒素が土壌から地下へ染み出し、地下水汚染を招いていることで知られる。地下水は目に見えない部分である。土壌を通して濾過された地下水を我々は自然の恵みとして享受しているが、過去の循環活動の一部かつ限りのある資産であることを念頭に置き、山林、森林、河川、土壌、海、と連続性を感じながら大切に使うべき。

  • takao

    新・名水百選 青森県 十和田市沼袋の水、福浦町沸壺池の清水、中泊町湧つぼ

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