日本中央競馬会競走馬総合研究所

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競走馬の科学 速い馬とはこういう馬だ

日本中央競馬会競走馬総合研究所

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062575164
ISBN 10 : 4062575167
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

走ることを最優先に改良されてきた競走馬。それゆえにデリケートな体のつくりと、彼らの衣装、晴れ舞台の馬場と装具の全てを徹底解剖。「速い馬」とはどんな馬かがわかる1冊。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲオルギオ・ハーン

    競走馬について科学する一冊。最初に馬の身体の特徴から入り、馬の歩行の仕方も説明する。そのうえで蹄などの馬具の説明、日々のトレーニングはどのように分析して組まれているか、厩舎ではどんな健康管理がされているかが説明されているため競馬が馬と騎手のコンビプレーではなく、もっと大きなチームワークで競争していることがよく分かる。本書は15年前のものだが、科学的な分析が取り入れられ始めていた。最新の競馬では馬への分析やトレーニング方法、馬具の工夫、管理方法がどんな風に進化しているのかがとても気になった。

  • 有理数

    競走馬は漫然と速いのではなく、論理と知恵を持って速い馬が生まれている、ということがわかる一冊。正直、文章の書きぶりが面白くないので熱中できる読み物ではないと思うが、無知な自分にとっては感心できる知識も多かった。ギャンブルとしての競馬はやったことがないので、勝ち馬を見定めるための知識はスルーしたとしても、馬の身体の構造、馬場、疲労、ウォーミングアップ、クールダウンなどなど、知らなかったことが多く、興味深かった。強い馬が生まれた時期と、トレーニングセンターに坂道を設置した時期が一致する、みたいな話も面白い。

  • 西郷さん

    競馬場を舞台に競走馬による様々なドラマが展開されてきたわけだが、そんな競走馬達がいったいどのような行程を経てレースの大舞台に立つのかを馬の生態と共に解説する一冊。この本は競馬というよりも競走馬の話というのが妥当なように思います。思いの外、生物学していました。体の作りや進化の歴史、訓練内容から血統の重要性まで様々な角度から競走馬を見ていくことが出来てなかなか興味深かったです。強い馬を育てるのにはかなりの苦労があるのですね。その苦労の一部分でも知ることが出来て良かったです。これはなかなかの良書だと思います。

  • フク

    #読了 馬の表情の見分け方はパドックを見るのに役立ちそう。 競走馬は走行中に何度も手前(脚を出す順番)を変えているということも知らなかったので驚いた。 図書館

  • Musa(ムサ)

    JRA附属の研究機関によって競馬を科学的アプローチで解説した一冊。普段なんとなく使われがちな競馬用語や、競走馬という生き物などに対して理論づけた解説されており、これまでとは違った競馬の見方を与えられました。

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