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ISBN 10 : 452521001X
Content Description
日本では産業医のいない企業で働く人が多く,プライマリ・ケア医に労働者の健康問題をみる役割が期待されている.
働く世代に多い健康問題について,働き方に合わせた仕事と治療の両立支援,休職・復職にあたっての職場との調整などの支援,役に立つ社会資源など,「働く世代の健康問題に対する最初の相談窓口」となり得るすべての方を対象として,必要な視点・知識を解説した一冊です.
【目次】
I章 総論:働く世代をみるために必要な視点
<1>働く世代を取りまく環境
<2>産業保健による働くひとの健康管理という視点
II章 各論
1.働く世代の困難事例―プライマリ・ケア医だからこその関わり
<1>家族関係の困難さがあるケース
<2>職場での困難さがあるケース
<3>私病の治療と仕事の両立に困難さがあるケース
<4>健康診断に関連した困難なケース
<5>入院加療を行ったが職場復帰が困難なケース
2.職場・就業状況を知る
<1>外来で職場検診をすることになったら
<2>外来で自営業者やフリーランスの健康診断をすることになったら
<3>長時間労働をしている人が外来に来たら
<4>夜勤業務のある人が外来に来たら
<5>有害業務に従事しているとわかったら
<6>働く女性を理解する
<7>働く男性を理解する
<8>65歳以上の高齢労働者を理解する
<9>LGBTQの方の職場における困難さを理解する
<10>働き方に応じた服薬指導
3.働く世代のメンタルヘルス
<1>主治医として関わる際に気をつけること
<2>仕事との調整が必要と感じたら
<3>仕事を休んでいる間の関わり
<4>仕事復帰のタイミングと復帰への準備
<5>仕事復帰後の関わりと継続支援
4.働く世代の慢性疾患診療
<1>コントロール不良の糖尿病
<2>高血圧で就業制限の考慮を要するケース
<3>透析を必要とするほどの腎機能低下でも通院していないケース
<4>若年で脂質異常と肥満が見られるケース
5.組織づくり
6.職業関連疾患を見逃さないために気をつけること
<1>作業関連疾患
<2>化学物質関連疾患
7.依存症をもつ労働者をみる
8.働けない人・働いていない人をみる
9.オンライン診療で働く世代をみる
10.外国人労働者をみる
11.障害をもって働く人をみる
12.プライマリ・ケア医が知っておくとよい労務に関する法律
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