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火狩りの王 三 牙ノ火

日向理恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593100743
ISBN 10 : 4593100747
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ついに、首都の結界が破られた。天然の火をたずさえて行進する“蜘蛛”を、空から迎撃するいかずち。新たに体を作り変えられる人々。死後に救いを見出そうと願う者たち…。この世界を存続させようと、さまざまな思惑が交錯する中、千年彗星“揺るる火”が、帰還する―。

【著者紹介】
日向理恵子 : 児童文学作家。日本児童文学者協会会員

山田章博 : 漫画家、イラストレーター。京都精華大学マンガ学部客員教授。第27回星雲賞(アート部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ままこ

    〈揺るる火〉の帰還。様々な動きが交差する。混乱が続き満身創痍の仲間達。今後の展開が気になる。早く続きが読みたい。

  • ☆よいこ

    児童書。YA。ディストピア・ファンタジー▽火を見ると人体発火する病原体に侵された「人間」は、異能を操る「神族」に管理され奴隷のように生きている。神族から追放され森で暮らす「蜘蛛」は、自身を虫に噛ませることで火への耐性を得て、神族を滅ぼす為に叛乱の狼煙をあげた。村から首都にでてきた娘、灯子は少年神に気に入られる。首都の結界が破られ森から炎魔と蜘蛛が入り込んできた。煌四の開発した雷火は多くの蜘蛛を殺す。地に降りた千年彗星<揺るる火>は枯れた少女の姿をしていた▽前巻読了から暫く空いたので駆け足。暗い戦闘巻

  • 本詠み人

    「人間は力を使ってものを作る。そして争う。破壊をつくしたあとに立ちなおる」現代にもある“かの国”の殺戮を思う。この物語の中でも“千年彗星 揺るる火”が地球に帰還することから起こる殺戮は止まらない。神によって、炎魔によって、蜘蛛によって、蜘蛛に唆されたヒトによって。誰が味方で誰が敵なのか、どこが安全なのか傷ついた彼女らには分からない。空腹で眠らず傷だらけで応戦する彼女らの混乱が文章にはり付き、どうにも辛い読書だった。この世界にどんな結末が待っているのか…最終巻へ続く

  • mocha

    ほぼ丸ごと闘ってる巻。2巻読了から時間が空いたため、その熱量に馴染むのが難しかった。これは続けて読むべき!完結したら1巻から読み直したい。

  • ゆみねこ

    千年彗星「「揺るる火」を巡り、人間と神族・蜘蛛が怒濤の戦いに突入する。痛々しい場面の連続で、どう物語が収束して行くか気になるところ。クンの健気さにぐっときます。さて、最終巻を楽しみに待ちますか。

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