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火狩りの王 一 春ノ火

日向理恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593100224
ISBN 10 : 4593100224
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人類最終戦争後の世界。大地は黒い森におおわれ、人体発火病原体に侵された人々は、結界に守られた土地で細々と暮らしていた。この世界で唯一、人が安全に使用できる火は、森に棲む炎魔から採れる。炎魔を狩り、火を手に入れることを生業とする火狩りたちの間で、近年、あるうわさがささやかれているという。「虚空を彷徨っていた人工の星、“揺るる火”が、帰ってくる―」と。“千年彗星“揺るる火”を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう”

【著者紹介】
日向理恵子 : 児童文学作家。日本児童文学者協会会員

山田章博 : 漫画家、イラストレーター。京都精華大学マンガ学部客員教授。第27回星雲賞(アート部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ままこ

    人類最終戦争後、人が天然の火に近づくと人体発火する体質に変えられてしまった。児童書だけど意外とヘビーなファンタジーで山田さんのイラストイメージとも合っている。世界観もしっかりしてるのでこれからの展開が楽しみ。

  • mocha

    生活を支える火が、炎魔を狩ることでしか手に入らなくなった世界。首都を目指して危険な旅をする少女と、意に反して武器作りの研究をする少年を軸に描かれる。黒い森と灰色の首都を背景に、荒ぶる炎、閃く雷火が映像として浮かんでくる。上橋菜穂子さんにスチームパンクを混ぜたような面白さ。心理描写を火に例える辺りの徹底ぶりも好きだ。ちょっと人が死にすぎるけど。

  • ☆よいこ

    児童書、YA。ディストピア小説。人類最終戦争後の世界で、人間は人体発火病原体に侵されている。火が近くにあると焼け死んでしまうのだ。長寿で過去の技術を持つ神族が人を支配している。大地は腐敗する森に覆われ、炎魔(えんま)が襲ってくる。「火狩り」と呼ばれる狩人だけが炎魔を殺し、その血から火を手に入れることができる。神族の結界で守られた村で細々と生きる村人は、献上物と炎魔の火を交換して生きている。灯子(とうこ)は自分を庇って死んだ火狩りの遺品を、首都に届けるために旅に出た▽世界観は魅力的だけど暗くて残酷

  • 本詠み人

    久々に読み進む手が止められなくなる作品と出会った!児童書だから少し躊躇ったけれど、十二国記シリーズの山田章博さんの表紙だったから最初から期待度MAX⤴︎⤴期待を裏切らない作品だった。十二国記シリーズや上橋菜穂子さんの作品、図書館の魔女が刺さる方には是非手にとってほしい!!続編が楽しみすぎる🎶

  • ゆみねこ

    日向理恵子さん、初読み。面白いです!人類最終戦争後の世界、大地は黒い森に覆われ、結界に守られた土地で細々と暮らしている。火を自由に扱えなくなった未来の人類。壮大なファンタジーはまだ序章、続編を楽しみに待ちます。

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