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薬屋のひとりごと 16 ヒーロー文庫

日向夏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784074618767
ISBN 10 : 4074618761
Format
Books
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

皇帝の手術を無事に終えてから半月、季節も冬へと近づいていた。術後の治療を上級医官に替わってもらったおかげで、猫猫(マオマオ)の日常は忙しくも平常運転へと戻っていた。そんなある日、老医官に届いた文を読んだ、(ヨ)の顔色が変わった。「怖いことになるかもしれない」。その文には水膨れができた患者が増えていると書かれていたのだ。嫌な予感がする猫猫だったが、その心配は当たってしまった。「疱瘡(ほうそう)の発生」。感染力、致死率が高く、顔や身体に痕が残りやすく恐れられている流行り病だ。特効薬はなく、猫猫でも今から見つけることは不可能だろう。感染が広まれば村一つが閉鎖することもあるという。そんな絶望的な状況に一筋の光を放ったのは------。

【著者紹介】
日向夏 : 『薬屋のひとりごと』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こも 旧柏バカ一代

    疱瘡が農村で流行。それに医官が対応しに派遣されるが、疱瘡に罹患した者しか行けない。つまり、猫猫戦力外通告!もし、猫猫が疱瘡に罹患したら、疱瘡に罹患したことのない羅門が看病すると深く深〜く釘を刺されて猫猫は動けなくなってしまう。そんな彼女の周りでは騒動が起こる。皇太后の親戚が色々とやらかし、羅の家に野生児が居候する事となる。雀さんも相変わらずお元気そうで何より。HPにて加筆https://www.kashiwa1969.online/novel-kusuriyanohitorigoto-16-review/

  • はなりん

    シリーズ16巻。疱瘡が王都近郊の村で発生する。免疫のある医官付き官女の後輩、が派遣されることに。免疫を持つ医官が少ない為、猫猫は克用を推薦し、とともに村へ派遣する。この疱瘡が何処から発生したのか?克用の知識や言動から劉医官からは克用が疑われるも、違うと判断する猫猫だが、克用が襲われ明らかになる克用の過去と人となり。それを知り悩む猫猫が癒しを求めて壬氏のところにいき、甘えたのがよかった。じれったいですね。馬閃と里樹も少し進展?こちらも微笑ましい。

  • オセロ

    今回も面白かったですね。 メインとなるのは皇太后の姪がかかったという呪いに流行の兆しが見える疱瘡。どちらもこの作品特有のテンポで進むから読みやすく、疱瘡の問題を通じて見る克用の意外な一面には驚かされる。一方で、複数のカップリングが焦れったい恋愛を繰り広げていてにやけてしまいそうですが、そろそろ進展がほしいかな。

  • すがはら

    衰弱したご令嬢の真実と疱瘡の発生源を洞察力で読み解く猫猫。克用の印象も大きく変わりました。やられた分だけやり返すことを教えた兄は、克用の告白を聞いて何を思ったのでしょうか。一緒に生きて導いてやることは考えられなかったのかな。猫猫と壬氏の場面は少なかったですが、ブツブツ言ってくる壬氏をなだめる猫猫とか、壬氏で補充する猫猫とか、静かな場面の裏で起きてる壬氏の感情のうねりが想像できてとっても楽しかったです。

  • あっちゃん

    今回は小ネタ満載(笑)おかげで登場人物をひと通り出すだけで賑やかな取っ散らかったような印象に!そろそろ里樹を幸せにしてやって欲しい( ̄ー ̄)

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