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「食」が動かした人類250万年史(仮)Php新書

新谷隆史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569855622
ISBN 10 : 4569855628
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

食の歴史がわかれば、人類の足跡がわかる!脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによる後のバイデン大統領の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。

目次 : 第1章 人類の進化と食―私たちは生まれながらにしてグルメである/ 第2章 先史時代の食―食料不足が農耕と牧畜を誕生させた/ 第3章 古代の食―食が集まるところに文明が生まれた/ 第4章 中世の食―食の貧しさがイスラム国家を誕生させた/ 第5章 近世の食―新大陸の食が世界を変えた/ 第6章 近代の食―食の工業化が人口爆発を引き起こした/ 第7章 現代の食と未来の食―フードテックとともに

【著者紹介】
新谷隆史 : 1966年生まれ。京都府京都市出身。1989年、京都大学農学部食品工学科卒業。1997年、総合研究大学院大学生命科学科博士課程修了。博士(理学)。基礎生物学研究所並びに東京工業大学において神経科学と栄養生理学の研究を行う。現在はファーメランタ株式会社研究開発部長として微生物を用いた生理活性物質の発酵生産に携わる。サイバー大学客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みき

    生命科学者が語る食の歴史の本。これだけで面白さは伝わるだろう本。ハラリ氏のサピエンス全史などと被るところもあるがヒトがヒトある前からどういう食生活をしていたのかから家畜や農業の歴史、古代から現代の食の歴史を網羅的に記載されている。特に新大陸の色が世界を変えていく変遷などは、人類のより美味しいものを求める姿勢に感動すら覚える。カカオマスなど当時は高級すぎて貴族しか食べれなかったものが今では庶民でも口にできるということなどは歴史の功罪と言えるのかもしれない。最終章のフードテックについての記載も考えさせられる。

  • ようはん

    化学の方面から見た人類の食文化史。食の成分が分析されたのは百年少しぐらいの話であるが、トウモロコシやジャガイモの持っていた毒などを既に抜く方法を先住民が編み出していたりと人類が根本的に持っていた知恵に驚かされる。

  • fseigojp

    栄養学の観点からみた食の歴史で面白かった

  • Eddie

    面白かったがやはり古い時代の食の話の方がより興味深かったかな。 食が人類の歴史を変えたのか、人類が移動したからが食も変わったのか、歴史が食のあり方を変えたのか等々、食の空想の世界に浸れる本でした。 トマトを使うイタリアンがさほど古くないとか、パエリアはイスラムの流れを汲んでるとか、「へぇ〜っ!!」と思える話もあって楽しめました。

  • もけうに

    人類の発生から最新食トレンドまで、まさに「食」を通した通史で、とても面白かった。様々な食物の起源・人間の生理学的特徴・植物の生存戦略(NHKの番組じゃないよw)etc. 世界史・生理学・生物学・化学と、非常に横断的な内容。脳の報酬系の誤作動で、薬物やアルコールへの依存が起こる。辛味が人を虜にする理由も納得。中世のあたりは、世界史が苦手な私でもすっと頭に入る。

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