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葬式は誰がするのか 葬儀の変遷史

新谷尚紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642081993
ISBN 10 : 4642081992
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan

Content Description

高齢社会を迎え、死と葬送への関心が高まっている。葬法の歴史を追跡し、各地の葬送事例から、葬儀とその担い手(隣近所と家族親族)の変遷を民俗学の視点から解き明かす。葬祭ホールなど、現代の葬送事情も紹介する。

目次 : 第1章 天皇と火葬―2010年代のいま(葬儀と選択―厚葬と薄葬のはざまで/ 土と人間―人は死ねば土へ帰る)/ 第2章 葬送の民俗変遷史―血縁・地縁・無縁(日本民俗学は伝承分析学Traditionologyである/ 伝統的な葬儀とその担い手―1990年代の調査情報から/ 血縁から地縁へ)/ 第3章 葬送変化の現在史―ホール葬の威力:中国地方の中山間地農村の事例から(公営火葬場と葬祭ホールの開設/ 浄土真宗地域の講中と葬儀/ 日本民俗学の「伝承論」)

【著者紹介】
新谷尚紀 : 1948年広島県生まれ。1977年早稲田大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。現在、國學院大学大学院および文学部教授、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、社会学博士(慶應義塾大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • にせとら

    火葬の変遷についても詳しく書かれている。現代の火葬場で働くかたへの聞き取り調査は貴重

  • xzzJTJwMtsZEiGz

    資料的な価値はあるようだが、少し物足りなかった。

  • 柳田の方法論を「変遷史」と「伝承論」のふたつの側面から理解し、日本の葬送文化を比較分析する。個人的に「変遷史」の比較法が面白く勉強になった。血縁→地縁→無縁と、葬送の担い手が変遷する図式は明瞭であるし、社会構造の変化からも妥当にみえるし、なにより語呂がいいのだが、説明不足が否めない。かつての「血縁」「無縁」「地縁」を、現代の多様な葬儀形態に当てはめるのは難しいのではないか。

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