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終戦と近衛上奏文(仮)アジア・太平洋戦争と共産主義陰謀説

新谷卓

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779122491
ISBN 10 : 477912249X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
新谷卓 ,  

Content Description

昭和20年2月14日、近衛文麿が天皇に上奏した文章は驚くべきものだった!多くの謎を含み、様々に解釈されてきた「近衛上奏文」の真相を“革命と戦争”“イデオロギーの世界内戦”と言われた20世紀の歴史の流れのなかで読む労作。

目次 : 第1章 共産主義陰謀説のルーツ満州/ 第2章 新体制運動と「アカ」批判/ 第3章 企画院事件と尾崎・ゾルゲ事件/ 第4章 ソ連情報と反共主義の拡大/ 第5章 近衛文麿と陸軍赤化説/ 第6章 東條内閣打倒と陸軍赤化説/ 第7章 「近衛上奏文」/ 第8章 陸軍による赤化説批判/ 終章 共産主義陰謀史観を再び考える/ 補論 反共産主義としての二十世紀

【著者紹介】
新谷卓 : 高校教員。明治大学大学院政治経済学研究科博士課程後期修了(政治学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • カラコムル711

    全くの珍文書と思っていた「近衛上奏文」だが、それなりの論理はあったようだ。結論的には誇大妄想的文書ではある。この本の価値は、陸軍というのは、基本的に反ブルジュアであり、社会主義と相性が良いということを気づかせてくれた所だ。特に統制派の面々は、社会主義者とはいえないが、財閥に対する反感は深い、自由主義者はそこを恐れて近衛にこのような文書をださせたのだろう。統制派は合理的でもある。皇道派の神がかりより余程優れている。宮崎正義、浅原健三ら石原グループもエイブルな人物だが、肝心の石原は何をしたかったのだろうか。

  • 光太郎

    つまらん

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