Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• Aya Murakami

  読了日：2020/03/01

  図書館本 本書にて海蜘蛛が実在して、熊楠さんが天皇陛下に献上するために捕獲たという事を知りました。海には不思議な生き物がたくさんいるということをこの年になって改めて実感しました。 元素の周期表や相対性理論が夢のお告げのようなものが発端になったことは知っているのですが、熊楠さんも夢のお告げでカビやキノコを探し当てたのだとか？科学の発展に夢がかかわることが多いのはなんだか不思議な事です（でも本当にあったことなのですよね）

• 絵本専門士　おはなし会　芽ぶっく　

  読了日：2020/01/19

  6年生ブックトーク授業【テーマ　伝記】で選書。今回は見送り。森羅万象の探究者南方熊楠。博物学者であり、生物学者であり、民俗学者であり、etc…な方なので、なんと言っていいのか分からない。アメリカやイギリスにも渡る国際派、エコロジーという言葉を紹介した人、と子ども達に紹介したらいいかな？【森羅万象】、森羅は樹木が限りなく茂って並ぶさま、万象は万物やあらゆる現象のこと、森羅万象はこの宇宙に存在するすべてのもの、あらゆることを意味します。型破りで探究者という言葉がふさわしい人だったんですね。

• TAGO

  読了日：2020/01/12

  熊楠の研究対象の菌類や地衣類は高温多湿な環境に生息しているので、実は日本は最適な国だった。 熊楠にとって森は最適な研究スポット。 . 「植物や動物の関係は密接で 森羅万象は互いに関連し合っている」 . 「樹木を伐採し森が無くなれば あらゆる生態系が壊れていく 自然の破壊は人間の破壊につながる」 森林伐採もだけど アマゾンやオーストラリアの森林火災で広範囲に森林が消失したことで生態系がどうなるのか心配。

• そうめん

  読了日：2024/09/18

  彼が研究に没頭できる資金援助や、支えてくれる家族がいたことは幸運だったのだろう。熊楠の天才ぶりには驚かされるが、手紙をたくさん書く人だったというのは今でも通用する立ち回りだと思った。人から質問されたり相談されたら自分の知識を総動員して全力で答えることと、話してみたい人には“自分から”手紙を書いていたこと。その手紙のやり取りで遠くの研究者とも繋がって、採集した標本が新種であることが判明したりする。民俗学に遺した功績はほとんど手紙の中に書かれているというのは面白い

• 月華

  読了日：2023/08/29

  図書館 児童書という事で漢字にふりがながふってありました。

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