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ISBN 10 : 4130331094
Content Description
歪んだ政官関係を問い直す。森友・加計学園問題、電通過労死事件、原発シビアアクシデント…具体的な事例から、自律性を失いつつある官僚制組織の病理を抉り出す。
目次 : 第1部 官僚制組織の自律とはなんだろう(「政治主導」の陥穽―見失われた緊張感ある政官関係/ 「天下り」問題にみる官僚制組織の特質/ 「有職者会議」の濫設が意味するもの)/ 第2部 政策の公共性と行政の責任(夢破れ「惨禍」が残る法科大学院―責任はどこに?/ 「原子力ムラ」を育て、歩み続ける行政の責任/ 「創生」の名による「消滅」―地方創生の背理/ 「居住の権利」を奪う政策の貧困)/ 第3部 市民の尊厳と行政の責任(道徳教育がはらむイデオロギー―「心の支配」は許されない/ 過労死を防げぬ労働行政―なにが問題なのか/ 「子どもの貧困」と「子どもの虐待」に透けてみえる行政の病理)
【著者紹介】
新藤宗幸 : 1946年神奈川県生れ。1972年中央大学大学院法学研究科修士課程修了。立教大学法学部教授、千葉大学法経学部教授、公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所理事長などを歴任。現在、千葉大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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