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君と笑顔が見たいだけ 1 富士見ファンタジア文庫

新田漣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040753102
ISBN 10 : 4040753100
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

瀬音しずくは笑わない──そんな子を笑わせる為、入学以来奮闘していた市井晴比古。しかし笑わせられずに迎えたある日、美人だが奇行を繰り返す『顔面の無駄遣い』こと中屋敷結羅に漫才コンビ結成を迫られて!?

【著者紹介】
新田漣 : 20代から30代くらいの男性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海月

    瀬尾とは笑わない的な題名でも良かったかな?自分的にはこっちの方が大賞的作品に感じた。ラノベでもこんな感じのストーリー書けるんだなと思ったのと同時に新しいことをチャレンジしないとラノベも離れていくってことかな。ちょっと前の学園→俺つえー的な転生ものになったのと同じ感じかな? 続編が出たら読みたいな。

  • 芳樹

    思いを寄せる”感情表現に乏しい”同級生女子・しずくを何とかして笑わせようと道化を演じている男子高校生の晴比古が、美人だけど奇人変人という評判の先輩女子・結羅と漫才コンビを組むことから始まる実に熱い学園物語でした。笑わないしずくと笑わせたい結羅が抱える苦悩は痛ましいけれど、思春期を生きる彼女たちだからこその悩みであり、そこに「青春」を感じるのです。晴比古と結羅の漫才シーンは実に良かった。わかりやすいネタとテンポの良い二人の掛け合いに引き込まれ、ついつい笑ってしまいました。作者の表現力の巧みさに唸りましたね。

  • 星野流人

    好きな娘を笑わせたい主人公が、お笑いの道へと足を踏み入れる青春ラブコメ。自分がお笑いが好きだからというのもあるのでしょうが、明るいだけじゃない舞台裏や、過酷なプロの姿なんかも真正面から描いているのが良かったです。お笑いがテーマである以上、漫才の台本がしっかりしていないと説得力が出ないと思うのですが、その面でもしっかりと笑えるネタが飛び出してくるのが良かったです。決して笑いはしないものの、自らおもしろいところへ飛び込んでいく瀬音の姿はなんとも可愛くて好きでした。

  • よっち

    笑わない同級生・瀬音しずくをどうにか笑わせるため日々試行錯誤する高校生・市井晴比古。彼が美人だが奇行を繰り返す先輩・中屋敷結羅と漫才コンビを組む青春小説。しずく笑わせるために頑張る晴比古にツッコミの可能性を見出した、美人なのに言動が全てを台無しにしている校内一の奇人・結羅。そんな二人が漫才コンビを組んで日々練習を重ねて、失敗も経験しながら育まれてゆく絆があって、そこにしずくが笑えない理由も明らかになる中、彼女の心を揺さぶって笑わせるために奮闘する熱い想いと、変化してゆく三人の関係性がなかなか良かったです。

  • 和尚

    笑わない女の子、瀬音。 彼女を笑わせる為に身体を張っていた主人公は、その行動を買われて二年生の奇行美少女に目をつけられて。 面白かったです、最初の大喜利あたりから笑いも恋愛もギアが入り、そして中盤、一気にかかり引き込まれ、後半の展開も青春でしたね。 メイン以外のキャラも生き生きしていて人として描かれてましたし、漫才部分も臨場感というか、空気が伝わってきてとても良かったです。 まだまだ題材的にも続きそうですし、続巻あれば読みたいなと思います!

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