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文豪ナビ 松本清張 新潮文庫

新潮文庫編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101109008
ISBN 10 : 4101109001
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡部敬史/おかべたかし

    すごく面白いです。とくに「私の発想法」という昭和56年の講演が最高。小説家は怒りをもっていないと書く因子がない。鴎外もトルストイも悪妻を持っていて、それが書く因子になっていたという推論から自分の妻は悪妻じゃないから僕は文豪になれないという締めも素晴らしいなー。この講演読むだけでも買う価値あり 。あと「砂の器」の映画化への苦闘、十数年もすごみあります。一時はまったけど、改めて読み進めてみようかな清張さん

  • ぶち

    『目でみるシリーズ』や『くらべるシリーズ』の作者・岡部敬史(おかべたかし)さん、ご紹介の本。岡部さん曰く、「掲載されている「私の発想法」という昭和56年の講演が最高。この講演読むだけでも買う価値あり」。ほんとうに講演内容はとても面白かったです。その中で松本清張さんが「文豪には悪妻がつきもの。私の妻は悪妻ではないので、私は文豪ではない」と宣言されていて、奥様愛にクスリ(^o^) 松本清張さんといえば私には推理小説でしたが、このナビを読んで、歴史時代小説やノンフィクションも読んでみたくなりました。

  • ぐうぐう

    文豪の定義にはいろいろある。名作と呼ばれる作品を残している。後世に与えた影響力。ボリュームもそうかもしれない。松本清張には、それら条件がいちいち思い当たる。社会派推理というジャンルを開拓し、実に700冊以上の著作を清張は残した。しかも、40代デビューというハンデがあったことを考えると、その熱量に圧倒される。さらに、推理小説に限らず、歴史もの、時代小説、ノンフィクション、古代史等々、多岐に渡るジャンルへの越境は、まさしく文豪にふさわしい(忘れてならないのは、彼が芥川賞受賞作家だということだ)。(つづく)

  • 旗本多忙

    私の発想法....という項目があるが、講演録のようだ。岡倉天心や伊能忠敬、森鴎外などの奥様や女性との関係などに触れておられるが、とくに岡倉天心の事に興味がわいた。清張は41で書き始め生涯に700以上もの作品を残したそうで、その数に恐れ入る。時代小説、ノンフィクション、推理、歴史に古代物、評論や、伝記に評伝、実話事件物など、想像とはいえこんなことまで書いていいのかってものまでありますよね。もうありとあらゆる分野に傑出した作家だった。

  • てん06

    今年は松本清張没後30年にあたる。テレビでも少し特集番組が放送されたりしている。いくつかの作品を読んだが、清張作品の地平は広く、また小説はリアルさ、救いのなさからつまみ食い程度に読んだにすぎない。色々な角度から清張そして作品を紹介してくれる。しかし読みきれないほどの作品を書いた作家とは。今まで読んだことのない考古学ものを読んでみたい。

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